研究
No.6「グローバル化と文化の横断」
中央大学学術シンポジウム研究叢書
「グローバル化と文化の横断」
三浦信孝・松本悠子編、2008年3月30日発行、中央大学出版部発行
プロローグ ‐クレオール化と文化の横断 | 三浦 信孝 | |
第1章 | グローバル化と「国民の歴史」再審 | |
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記憶・歴史・国民 | ミシェル・ヴィヴィオルカ | |
明治期における「日本史」 ‐表象とそれに賭けられたもの‐ |
ピエール・スイリ | |
欧化と日本回帰・再論 ‐「戦争」と「戦後」を改めて考える‐ |
西川 長夫 | |
カミカゼという語の正しい使用法 ‐皇国日本における死の称揚‐ |
三浦 信孝 | |
第2章 | ヨーロッパとアメリカの史的形成 | |
ルソーと植民地主義 ‐批判?無知?無関心?‐ |
永見 文雄 | |
ナポレオンのヨーロッパ,スタール夫人のヨーロッパ | 小野 潮 | |
海を渡った自由の女神 | 松本 悠子 | |
大西洋文明における<共和主義>問題 ‐アレントによる米・仏比較革命論を中心に‐ |
川原 彰 | |
第3章 | 奴隷制とコロニアリズムの遺産 | |
『私は二グロであり,二グロであり続ける』 ‐エメ・セゼールとフランツ・ファノン,「黒人の生体験」の二つのアプローチ‐ |
フランソワーズ・ヴェルジェス | |
肌の色に関する諸問題 ‐コロリスムの歴史,イデオロギー,実践‐ |
パップ・ンディアーユ | |
アルジェリアのユダヤ人,三つの追放 | バンジャマン・ストラ | |
「われわれは皆同じ場所にいる...」 ‐カテブ・ヤシーヌ:文化の出会いの「原光景」‐ |
ミカエル・フェリエ | |
第4章 | 離散・アイデンティティ・文化表象 | |
離散するスロヴァキア人のエスニック・アイデンティティ | 川崎 嘉元 | |
日系アメリカ人をめぐる展示表象の多文化ポリティクス ‐強制収容,ミックスプレート,Hapa‐ |
森茂 岳雄 | |
みやげ物と絵ハガキ ‐映画の中のニュージーランド‐ |
中尾 秀博 | |
エピローグ ‐比較史と文化の翻訳 | 松本 悠子 | |
付録1 | 研究活動記録 | |
付録2 | シンポジウム・プログラム |