研究

理工学部助教 李 恒:第20回飯島奨励賞を受賞

 本学理工学部電気電子情報通信工学科助教 李 恒が、「第20回 飯島奨励賞」を受賞しました。
 受賞の詳細は下記の通りです。

〇受賞内容
  受賞名称:第20回 飯島奨励賞を受賞
  主催団体:フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会
  受賞題目:
   Compositional device design strategy of carbon nanotubes photo-thermoelectric imager sheets
  受 賞 者:李 恒(電気電子情報通信工学科 助教)
  受 賞 日:2024年3月7日

〇 本賞について
 フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会(FNTG)は、ナノカーボン材料を中心に低次元材料や微小計測技術などを含み、先端材料の科学全般を広範に扱う世界でも有数の規模の学会です。飯島奨励賞はナノチューブ及びその関連物質についての理論・実験・応用開発に関する優秀な発表について、40歳程度以下の若手研究者を対象にFNTGから授与されます。カーボンナノチューブの発見者である飯島 澄男先生の名前が冠された賞となります。(出展:学会HP:https://fntg.jp)

〇 コメント
 この度は栄誉ある飯島奨励賞にご選考いただき、身に余る光栄に存じます。学会の関係者様や選考委員の先生方に深く御礼申し上げます。「カーボンナノチューブ」は、私の研究の根幹を成す領域であります。同分野ならびに本学の研究・教育発信に微力ではございますが引き続き貢献できますよう、本賞を励みに今後も誠心誠意取り組んでまいります。これまでに取り組んできた内容の成果と今後の発展性を高く評価していただいた形になりますが、私1人では決してこの様な栄誉にあずかることはありませんでした。本学の河野 行雄先生や産業技術総合研究所の鈴木 大地博士をはじめとする長年の共同研究者の皆様方、電気電子情報通信工学科の先生方・スタッフ様をはじめ日頃から校務にてご指導いただいております理工学部の皆様方に厚く感謝申し上げます。そして、日々、失敗や困難が続いても粘り強く創意工夫を重ねながら強い当事者意識でしっかりと研究を支えてくださっている当グループの皆様方(学生さん、技術支援員様、事務支援員様)、また最大の支えである家族に心より感謝申し上げます。