ELSIセンター

生産性新聞にELSIセンター 須藤修所長へのインタビュー記事が掲載

生産性新聞(2024年3月5日付)に、須藤所長が「実践『生産性改革』」のインタビューに応じた記事が掲載されました。

須藤所長は、「AIが事実に基づかない情報を生成する「ハルシネーション」が問題となっており、AIを利用した文章・資料の外部発表には真偽チェックや裏付けデータでの検証が必須であるが、真実である必要がないフィクション作成や、会議などでのブレインストーミングへの活用は効果的である」と考えを示しました。また、すでに、大学や地方自治体で、文章の下書きや添削、アイディア創出などに生成AIを活用し、事務作業の効率化を進めている事例があることを伝えた上で、「日本や韓国などの人口減少や高齢化が進む国は、AIに雇用が奪われることを心配しすぎる必要はない。AIの仕組みを理解し、会社や仕事の信頼性を維持する環境づくりをおこなった上で活用し、生産性を上げる取り組みを進めていけばよい」と述べました。

この他、米国や多国籍企業のAIの活用・規制、開発等も幅広く紹介しました。
 

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