社会科学研究所

公共空間の政治学

26 公共空間の政治学

2009年8月発行 
研究チーム「公共空間とデモクラシー」編集 
中央大学社会科学研究所 発行

はしがき
第1章 グローバルな公共圏についての考察
-公共圏と公共財を手がかりに-
星野 智
第2章 新しい公共性 齋藤 俊明
第3章 アレントの「社会的なるもの」をめぐって 落合 隆
第4章 公共空間について
-ホッブズとロックそしてルソーの政治思想を参考に-
土橋 貴
第5章 公共空間を創出する力の「発見」
-シェイエスと憲法制定権力-
高橋 和則
第6章 スラヴ思想の系譜における公共圏概念
-民族的公共圏と国家-
大矢 温
第7章 EUの政治統合に関する一考察
-国家的アクターとしての可能性-
森山 あゆみ
第8章 ヒトの移動と国境空間
-リスク管理としての監視と「生政治的国家」の出現-
川久保 文紀
第9章 新しい市民社会と学び 広岡 守穂