社会科学研究所

連続と非連続の日本政治

19 連続と非連続の日本政治

2008年3月発行
菅原 彬州 編 中央大学出版部発行
本体価格 3,700円

まえがき 菅原 彬州
第一章 『まがきのいばら』の幕末像 -かえりみる勝海舟- 髙原 泉
第二章 明治初年の解兵論 奥野 武志
第三章 日本領土の変動と東アジア国際秩序の進化
-ローカリズムとナショナリズムの枠組みからの分析-
崔 長根
第四章 「時代」考証の手がかりについて
-『福澤書簡集』で近代への道を読む-
金原 左門
第五章 『ジャパン・クロニクル』における言論と報道の自由の問題
-米騒動期を中心に-
海老澤 智士
第六章 可能性としての直接軍政
-戦闘の連続としての日本本土進駐-
栗田 尚弥
第七章 敗戦後の成木村の村政民主化
-木崎茂男村政の展開を中心に-
沖川 伸夫
第八章 東アジアの地域協力体制の形成と日本の役割
安保的な側面を中心とした多国間主義的視角による提言
金 慶一
第九章 現代日本の多元社会と憲法に基づく普遍的価値の彫琢
-改憲構想分析の視座設定をめぐって-
横田 力
第十章 戦後日本社会への連続と非連続 田野崎 昭夫