Eventイベント
人文科学研究所
人文科学研究所公開研究会開催のお知らせ(「英国モダニズム文学・文化史研究」チーム)
- 日程
- 2026年3月26日(木) 15:00~18:00
- 場所
- 後楽園キャンパス 6号館4階6402教室
- 日程
- 2026年3月26日(木) 15:00~18:00
- 場所
- 後楽園キャンパス 6号館4階6402教室
- 内容
報告者1 中村 亨 研究員(中央大学教授)
テーマ1 マシン・エイジへの抵抗―ヘミングウェイとヴォーティシズム
要旨1 機能に徹した機械をモデルに新たな文化を生み出そうとする20世紀初頭の思潮と、アーネスト・ヘミングウェイの文学との関係を、前衛的芸術運動ヴォーティシズムとの接点を軸に検討する。彼の簡潔で抑制された文体は、機械を創造物の模範と見なす時代精神と通底する一方で、効率化と規格化に傾倒する社会に対する彼の屈折した姿勢をも映し出しているのではないか。本報告では、彼の著作および運動の中心人物であったエズラ・パウンド、ウィンダム・ルイスらとの関係について考察する。
報告者2 秦 邦生 氏(東京大学准教授)
テーマ2 ヒッチコック、コンラッド、モダニズム、そして「共感/エンパシー」の問題
要 旨2 例えば2021年に刊行されたブレイディみかこの『他者の靴を履く』など、近年日本でも「共感/エンパシー」をめぐる言説が広く注目を集めている。遡れば、ドイツ語 Einfühlung の訳語として empathy が英語圏の心理学に導入されたのは20世紀初頭であり、英文学研究においても “sympathetic realism” から “empathic modernism” への転換が論じられてきた。本発表ではこの感情史的枠組みを踏まえ、1936年にアルフレッド・ヒッチコックが Sabotage として映画化したジョゼフ・コンラッド『密偵』(1907年)を主な題材として、「共感」の情動的ダイナミズムに介入・操作する小説と映画のモダニズム的技法とその変遷を検討する。
【注意事項】
・構内でのマスクの着用については個人の判断に委ねることが基本となりますが、3密を回避できない場合はマスクの着用を推奨します。
・手洗い手指消毒などの基本的な感染防止対策にご協力ください。
- 参加費
無料
- 参加手続き
事前申し込みは不要です。
- 企画実施名義
主催:人文研チーム「英国モダニズム文学・文化史研究」チーム(責任者:福西 由実子 研究員)」