Eventイベント
人文科学研究所
人文科学研究所主催公開研究会開催のお知らせ(「18・19世紀英国の女性詩人」チーム)
- 日程
- 2017年11月4日(土)10:30~12:30
- 場所
- 駿河台記念館660号室
- 日程
- 2017年11月4日(土)10:30~12:30
- 場所
- 駿河台記念館660号室
- 内容
講 師: 笹川 浩 研究員 (中央大学商学部教授)
テーマ: 「フェリシア・ヘマンズの詩を読む(2)」
要 旨: 前回取り上げた詩はフェリシア・へマンズ(Felicia Hemans, 1793-1835)の「カサビアンカ」(“Casabianca”1826)であったが、今回取り上げる作品は、同じくヘマンズの、「カナビアンカ」に劣らずよく知られた詩「ピルグリム・ファーザーズ、ニュー・イングランドに上陸す」(“The Landing of the Pilgrim Fathers in New England”1825)である。この詩は、今日でもアメリカの多くの公的催しなどで朗読され、人々に親しまれている。ピルグリム・ファーザース上陸を題材にし、アメリカ建国の神話化に寄与したこの詩の翻訳を試み、同時にその解釈の可能性を模索したい。
講 師: 木谷 巌 客員研究員 (帝京大学教育学部准教授)
テーマ: 「Isabelとは誰か―Mary Shelleyの”A Night Scene”
(1831)を読む」
要 旨: Mary Shelleyは ‘A Night Scene’ (1831) という、けっして有名とはいえない小詩を残している。しかし、そのなかで呼びかけられるIsabel Robinsonは、詩の語り手とみられるMaryの人生に重大な影響を及ぼした人物であった。両者をめぐる伝記的な事実を端緒としながら、このテクストを読み解くことを通じて、Mary Shelleyの詩的特徴について考察したい。
- 企画実施名義
人文科学研究所研究会チーム「18・19世紀英国の女性詩人」