研究

2011年度

公開研究会
主 催 研究会チーム「視覚認知機構の発達研究」
日 時 2012年3月24日(土)16:00~17:30
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館9階  3913号室
講 師 白井 述 氏(新潟大学准教授)
テーマ 知覚発達の多層性-運動視の発達を例に
要 旨 日常的に意識することは非常に少ないが、一般に知覚の機能は多層的、階層的な構造を持つ。本発表では、主に動的情報を視覚的に知覚する機能、すなわち運動視の初期発達に焦点をあてながら、乳児期における知覚発達の諸相が知覚機能の多層性を反映したものである可能性について論じる。運動視の機能はGibson(1950, 1979)などによって指摘されるように、私たちの身体運動の知覚、制御に重要な役割を果たす。特に、光学的流動と呼ばれるような大域的な視運動パタンは、観察者自身の移動を表象する強力な視覚情報となる。こうした光学的流動の知覚が、乳児期においてどのような発達的変化を示すのかについて、発表者自身がこれまでに関与してきた研究の成果を中心に報告する。またそうした光学的流動知覚の発達が、乳児の能動的な移動行動の発達とダイナミックに相互作用しながら変化していく可能性について示す。それらの一連の研究成果に基づいて、運動視の発達の各段階と、ヒト一般における運動視機能の諸側面との対応関係を論じながら、適応的観点からそれらの発達的、機能的特徴について解釈を試みたい。
公開講演会
日 時 2012年3月22日(木)15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
講 師 劉振東氏(中国社会科学院考古研究所研究員)
テーマ 漢長安城考古発掘の現状
要 旨 漢代の都城・長安城の発掘は数十年の歴史があるが、ここ十年来の発掘の成果は極めて著しいものがある。漢長安城発掘の責任者の一人として長年発掘を担当し、数多くの報告書、論文を公刊されてきた劉振東氏に、発掘の現状を体系的に語っていただく。漢長安城は、中国都城史の画期をなす都城であり、中国古典王朝の主要舞台となった場所である。単に中国大陸のみならず、同時代とその後の東アジア各地域の都市の文化にも多くの影響をあたえている。漢長安城の解明が普遍的な意義をもつゆえんである。
講演言語 中国語(通訳有り)
公開研究会
主 催 研究会チーム「地域史研究の今日的課題」
日 時 2012年3月16日(金) 18:00~20:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
報告者 藤田 英昭 客員研究員
テーマ 多摩の草莽―小仏関所番出身の志士たち―
要 旨  多摩出身の幕末草莽、特に落合直亮・直澄兄弟、川村恵十郎らの活動を追究する。八王子市郷土資料館所蔵「落合家文書」、国会図書館憲政資料室所蔵「川村正平文書」の調査・分析の成果を報告する。
報告者 松尾 正人 研究員
テーマ 多摩地域の自治体史編纂
要 旨  多摩地域の戦後の地域史研究の動向を、自治体史編纂の視点から分析する。
公開研究会
主 催 研究会チーム「軽度発達障害の縦断的研究」
日 時 2012年3月14日(水) 18:00~
場 所 駿河台記念館660号室
講 師 植木田 潤 氏(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所教育相談部研究員)
テーマ 青年期の発達障害の支援
要 旨  本講演では、発達障害の特性を有する大学生に焦点をあて、これまでの研究で明らかになった点や今後の支援の課題そして、実際に大学がそれらの学生に対して支援を行っているのか紹介する。
公開研究会
主 催 研究会チーム「西洋合理主義にかんする比較思想的研究」
日 時 2012年3月14日(水) 15:00~18:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
報告者 寺本 剛 客員研究員
テーマ ハイデガーの技術論と技術の批判理論―近代技術の本質をめぐる対立
要 旨  近代技術の本質とは何か。ハイデガーは独特の概念装置を使ってこの問いに答えた。一方、技術哲学者フィーンバーグは、ハイデガーの技術論の難点を指摘し、それに対して「技術の批判理論」を展開している。本発表では、この二つの技術論を批判的に検討し、近代技術を理解する上でどちらが有効な見方を提供するのか吟味する。
公開研究会
主 催 研究会チーム「島と港の歴史学」
日 時 2012年3月14日(水) 15:00~17:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館1階 研究所会議室1
講 師・報告者 石井正敏研究員・小林謙一研究員・工藤雄一郎氏(国立歴史民俗博物館)・河辺隆宏準研究員・近藤剛準研究員・中澤寛将客員研究員
テーマ 環日本海交流史の研究
要 旨  人文研「島と港の歴史学」チームならびに中央大学共同研究プロジェクト「先史~古代環日本海地域史・交流史の再構築」チームが2011年度に実施した現地調査による成果について共同で報告します。主な内容は次の通りです。
1.韓国新石器時代遺跡の年代測定結果 
2.韓国慶南周辺の新石器~青銅器時代遺跡調査 
3.韓国浦項・迎日湾周辺調査 
4.ロシア沿海州地域調査 
5.古代越中・能登、出羽地域調査
公開研究会
主 催 研究会チーム「言語の理解と産出」
日 時 2012年3月10日(土) 15:00~16:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 西山 國男 氏(茨城大学准教授)
テーマ 活用形の形態論、統語論、音韻論
要 旨  本講演では日本語動詞の活用形を、形態論、統語論、音韻論の3つの視点から分析する。形態素をなるべく細かく分けるという立場から、五段動詞の活用形を語根と母音部分に分割し、その母音がどんな役割を持つか検討する。統語的に、投射の主要部か、そしてそうならどんな素性を持つ範疇か、などが問題となる。更に、母音や子音の有無が音韻的な理由によるのか、統語的理由によるのかも重要な視点になる。
公開研究会
主 催 研究会チーム「アーサー王物語研究」
日 時 2012年3月10日(土) 14:00~17:00
場 所 駿河台記念館580号室
講 師 佐佐木 茂美 氏(明星大学名誉教授)
テーマ 「書き変わる神話」―『散文トリスタン物語』(その3)およびオヴィディウス『転身の譜』中世版をめぐって―
要 旨  「書き変わる神話」の例として、13世紀に書かれた2つのテクスト、『散文トリスタン物語』と『道徳化されたオヴィディウス』を個別に検討する。前半では、昨年・一昨年に続いて『散文トリスタン物語』を取り上げ、「狩猟」の生み出す「驚異」が「音声/音響空間」としてテクストを再編することを明らかにする(具体的には、1)「吠える獣」/狩猟犬、2)音楽と詩歌の空間として蘇る音声/音響に注目する)。後半では、古典古代神話の集大成『転身の譜』の中世版の大幅な加筆に(古典の読者には知られざる、中世の専門家も未検出の)神話の「主」(ヌシ)捜しを試みる。
公開研究会
主 催 研究会チーム「言語の理解と産出」
日 時 2012年3月5日(月) 15:00~16:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 横田 秀樹 氏(金沢学院大学准教授)
テーマ 日本人英語学習者による英語Wh疑問文Probes,Goals,Spelloutの習得
要 旨  日本人初級英語学習者によるwh疑問文習得のメカニズムをMinimalist-Cartographic Approachに基づき探る。生成文法における普遍的制約に関しては第二言語(L2)であっても逸脱することはないが、母語にあってL2にないパラメータ化された制約では習得に困難を伴う。特にL2インプットにおける肯定証拠の頻度が習得に大きく影響するということをデータを通して示したい。
公開研究会
主 催 研究会チーム「視覚認知機構の発達研究」
日 時 2012年2月21日(火) 18:00~19:30
場 所 中央大学後楽園キャンパス 31219号室
講 師 室橋 春光 氏(北海道大学教授)
テーマ 発達障害児を早期発見する試みにおける知覚認知発達メカニズムの検討
要 旨  近年、発達障害児の認知の偏りを早期発見するための試みが始まっている。大学で行われる最先端の研究と、医療現場で行われる治療とが有機的に結びつき、発達障害児の認知機能を評価するための健診プログラムを開発することによって、将来的に発達障害を有するリスクの高い小児をスクリーニングできると考えられている。当日は、注意課題や顔認知課題など複数の課題を組み合わせた認知テストを、NICUを卒業した乳児および、きょうだいが発達障害を有する乳児に実施したデータをとりあげ、このような健診の試みについて議論する。発達障害のハイリスク児を、1歳半前後までにみられる認知の偏りを手がかりとして発見するという試みについて広くディスカッションしたい。
公開講演会
日 時 2012年2月20日(月)15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 姜 義 華 氏 (復旦大学歴史学部教授)
テーマ 日中両国における被植民の経験と責任
要 旨 グローバル時代の中日が『被植民』を乗り越える共同責任についての講演です。
公開研究会
主 催 研究会チーム「ユーラシア・アフリカ大陸における都市と宗教の比較史的研究」
日 時 2012年2月9日(木) 15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
講 師 黄 寛 重 氏(台湾長庚大学教授・元中央研究院歴史語言研究所所長)
テーマ つくられる歴史の記憶と家族の伝承―楼鑰とその一族による書画文物蒐集と書籍刊行を事例に―
要 旨  長年にわたって10世紀から13世紀にかけての中国江南の地域史の解明にとりくまれてきた黄寛重氏が、自らの研究の到達点を率直に述べ、残された研究課題を明示する。現在の中国社会を理解するために、南宋期(1127-1279)の浙江省寧紹平野の地域社会の変貌の解明が重要な手がかりになることを、楼鑰(1137-1213)の事績を事例に多角的に検討する。変動の時代を戦略的に生き抜く一家族の歴史を復原する刺激的な試みでもある。
講演言語 中国語(通訳あり)
公開研究会
主 催 研究会チーム「ルソー研究」
日 時 2012年2月4日(土) 15:00~18:00
場 所 日仏会館501号室
講 師 古城 毅 氏(立正大学非常勤講師)
テーマ バンジャマン・コンスタンのルソー像
要 旨  従来「古代か近代か」、「共同体への参加か個人の自由か」といった図式の中で理解されてきたバンジャマン・コンスタンのルソー批判を、コンスタンの主著『宗教論』と関連付けて再解釈することにより、コンスタンのルソー論が、文明・宗教・モラルに関するより根本的な問題に関わるものであることを示したい。
講 師 川上 洋平 氏(慶応大学法学部助教)
テーマ ルソーとメーストルの主権論における人間と神-『社会契約論』と『人民主権論』
要 旨  フランス革命期の反革命論者ジョゼフ・ド・メーストル(1753-1821)の『人民主権論』(1794-95)におけるルソーの『社会契約論』への批判を、両著作における人間と神との関係性に焦点をあてて検討する。これによって、革命と反革命、あるいは啓蒙と反啓蒙をめぐる錯綜した関係について整理するための手がかりを探りたい。
公開研究会
共 催 中央大学人文科学研究所・研究会チーム「イスラーム地域における聖地巡礼・参詣」
中央大学政策文化総合研究所・研究プロジェクト「中央ユーラシアと日本」
日 時 2012年1月29日(日) 13:30~17:30
場 所 中央大学駿河台記念館 360号室
講 師 高橋 健太郎 氏(駒澤大学文学部准教授)
テーマ 中国寧夏における回族の聖者廟参詣
講 師 杉山 隆一 氏(早稲田大学イスラーム地域研究機構招聘研究員)
テーマ イマーム・レザー廟の発展と拡大
講 師 澤田 稔 氏(富山大学人文学部教授・中央大学人文科学研究所客員研究員)
テーマ 中央アジア中東部におけるアリー系マザールの分布とその意義
要 旨  イスラーム聖者廟はイスラーム地域に広域的に分布し、現在も多数の参詣者を集めている。本研究会では、中国、中央アジア、イランの聖者廟の事例をとりあげ、歴史的様相や社会・経済的側面に焦点を当てることを通じて、比較の視点からその具体相に検討を加えたい。
公開研究会
主 催 研究会チーム「暴力と文学的想像力」
日 時 2012年1月27日(金) 18:00~19:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室3
講 師 折島 正司 氏(青山学院大学教授)
テーマ Charles Brockden Brown,Edger Huntlyにおけるインディアンからの暴力・インディアンへの暴力
要 旨  暴力が、暴力をこうむることへの恐怖から発動されることは少なくない。Charles Brockden Brown,Edger Huntlyが、その舞台とする18世紀後半のペンシルバニアで、土地を奪った者たちが土地を奪われた者たちからの暴力を恐怖して発動させる暴力のファンタジーであることを、歴史的背景から確認する。また、ブラウンの小説群が、土地や財産の所有とその相続を巡る奇妙なアレゴリーともみなしうることを、同時に確認したい。
公開研究会
主 催 研究会チーム「アーサー王物語研究」
日 時 2012年1月21日(土) 15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 篠田 知和基 氏(広島市立大学国際学部元教授)
テーマ 愛の神話学
要 旨  トルストイのいう「愁いなき神」とはヘブライの思想なのか、それともオリエントやギリシャの神々においてもその源がみとめられるのか。神の愛とは本来、おそろしいものではなかったか。エジプトの「おそろしい女神」、「いくさの神としてのアスタルテ」、「エロスとプシュケ」の神話、「エロスとアンテロス」の神話などから考える。 
公開研究会
主 催 研究会チーム「歴史と古典」
日 時 2012年1月21日(土) 14:00~15:30
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館7階 文学部日本史学研究室
報告者 柳原 恵津子 研究員
テーマ 記録語研究の方法と問題点
要 旨  中古以降、男性達によって文書・日記・往来等の執筆に用いられた記録体は、和文体や漢文訓読体、和漢混淆文体と並んで近代に至るまで多用されてきた。後世の言葉の起源を考え、各時代の言葉の使い手たちの世界像を眺める上で、記録類と向き合うことはやはり不可避であろう。本発表では国語学者たちによる記録語研究の成果を紹介し、問題点と今後の課題について考える。 
公開研究会
主 催 研究会チーム「歴史の中の「個」と「共同体」-社会史をこえて」
日 時 2012年1月21日(土) 13:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
講 師 北舘 佳史 氏(博士(史学)の学位授与予定者(2012年3月学位授与予定))
テーマ 13世紀のポンティニー修道院の経営の変容
要 旨  本報告ではシトー派ポンティニー修道院の経営の変化を論じる。12世紀に土地の直接経営に基づく体制を築いた修道院は、13世紀には商業化、貨幣化した環境に適応するように新たな経営戦略を採用した。この過程をカルテュレールと呼ばれる史料で確認し、領主層との関係にどのような変化がもたらされたのかを考察する。 
報告者  黄 海 静 準研究員
テーマ 武則天の仏教政策における一考察
要 旨  従来、武周革命に理論的根拠を与えたとされる仏典の役割に比重を置いて論じられてきた武則天と仏教の関係について、筆者は武則天が仏教教団の経済や社会に対する影響力を掌握することに中心があったのではないかと考えるものである。そこで、今回は、その一側面について具体的に考察してみることにしたい。
公開研究会
主 催 研究会チーム「多文化社会と教育研究」
日 時 2012年1月19日(木) 16:30~
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館9階 3929号室
講 師 広瀬 裕子 氏(専修大学教授)
テーマ 私的領域の不安定化という成熟近代の問題
要 旨  自由と平等が拡大した成熟した近代社会では、自由・平等の尊重という政治パラダイムが、社会を修復するための設計図としては使えなくなる、ということを考えてみる。題材にするのは、公権力の価値領域不介入原則を留保したイギリスの性教育法定化政策だ。原則留保の背景には、急速な世俗化と多様な価値観の浮上による私的領域の不安定化という問題が進行していた。 
公開講演会
後 援 中央史学会
日 時 2012年1月18日(水) 15:00~16:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室4
講 師 ピエール・スイリ 氏(ジュネーヴ大学教授)
講師紹介  『下剋上の日本』の著書がある中世史家で、網野史学の紹介者です。2010年にNouvelle Histoire du Japonという通史を出し、つい最近には勝俣鎮雄著『一揆』(岩波新書)を仏訳し、日本に反抗や反乱の伝統がないという謬見を一掃しようと努めています。元日仏会館フランス学長。
テーマ 明治期(1868-1912)における歴史像の転換
要 旨  明治維新は「王政復古」、古代の復帰という形で日本史の中に位置づけられたが、西洋史学を学んだ歴史家たちが明治末に「中世」の重要性を発見し、中世を中心に日本史の書き直しをはかった。それはなぜ、また、どのようにしてか。
講演言語 日本語
公開研究会
主 催 研究会チーム「ユーラシア・アフリカ大陸における都市と宗教の比較史的研究」
日 時 2011年12月22日(木) 14:00~16:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 舟橋 倫子 氏(Bruxelles大学助教)
テーマ 都市ブリュッセルの発展と宗教施設
要 旨  近年の中世都市研究は、「都市史は都市からではなく、地域から」といった視点から、環境史・社会学をも包括した新たな地平の広がりをみせている。本報告は、直積的な史料の欠落から常に論争の的となってきた11~13世紀のブリュッセルとその周辺を場として、修道院を結節点としてネットワークを形成する在地有力者層に着目し、彼等の果たした役割から都市発展のプロセスの一端を明らかにする試みである。
公開講演会
日 時 2011年12月21日(水) 15:00~
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
講 師 朱 溢 氏(復旦大学准教授)
テーマ 中国中世における外交儀礼(賓礼)の構造とその変遷
要 旨  近年における儀礼史研究を推進する代表的研究者である朱溢博士が、中国王朝儀礼史の転換期にあたる唐朝から宋朝にかけての時期を対象に、外交儀礼の変遷を明らかにする。9世紀から12世紀にかけての東アジア国際関係の変貌が、中国の王朝儀礼に与えた影響の程度を多角的に論じる。
講演言語 中国語(通訳あり)
公開研究会
主 催 研究会チーム「言語の理解と産出」
日 時 2011年12月17日(土) 15:00~16:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 大関 浩美 氏(麗澤大学准教授)
テーマ 第二言語としての日本語における名詞修飾節の習得過程:類型論的アプローチ
要 旨  本発表では、第二言語学習者の日本語名詞修飾節習得過程に関して、形式・意味の双方の観点から分析した結果について述べる。日本語名詞修飾節の習得プロセスが、先行研究で報告されている英語における関係節習得プロセスとは大きく異なるものであることを示し、この結果の違いを双方の構造の類型論的差異から議論したい。
公開研究会
主 催 研究会チーム「国際アーサー王学会日本支部」
共 催 中央大学人文科学研究所研究会チーム「英雄詩とは何か」「アーサー王物語研究」
日 時 2011年12月17日(土)
会 場 中央大学駿河台記念館280号室
プログラム

12:15 受付開始
12:45 開会の辞 支部長 髙宮 利行(慶應義塾大学名誉教授)

12:50 ブリストル大会発表報告 (司会) 髙橋 勇(慶應義塾大学)
「『メリアドール』と「文化移転」の主題」 佐佐木 茂美(明星大学名誉教授)
「“not semly”(SGGK,348):Sir Gawain and the Green Knightにおける
英雄像の<転身譜>」 河崎 征俊(駒澤大学)
「La figure du chasseur dans Guillaume d' Angleterre et les romans de
Chretien de Troyes」 小沼 義雄

13:50 質疑

14:10 研究発表(司会) 髙宮 利行
「ウェールズ大学におけるゴーヴァン像--Gwalchmai」
Natalia Petrovskaia(ケンブリッジ大学博士課程)
「Saga of Tristram ok Isodd再考」 林 邦彦(尚美学園大学非常勤講師)

--休憩--

15:50 野口俊一先生追悼シンポジウム「マロリーとその伝統」
「マロリーとピーター・ヘイリン--16世紀のアーサー王物語受容の一断面」
髙宮 利行(兼・司会)
「故野口先生の仕事を辿る--マロリーのテクストに残された書き込みを読む」
向井 毅(福岡女子大学)
「The Editor at work:Joseph Haslewood's Edition of Malory(1816)」
不破 有理(慶應義塾大学)
「MS HM 136 and Caxton's 1480 Edition:Possible Textual Development
of the Chronicles of England」 高木 眞佐子(杏林大学)

17:20 支部総会(議長) 髙宮 利行
17:50 閉会の辞 副支部長 篠田 勝英(白百合女子大学)
18:00 懇親会 於・ポンヌフ(駿河台記念館1F)

公開研究会
主 催 研究会チーム「ユーラシア・アフリカ大陸における都市と宗教の比較史的研究」
日 時 2011年12月14日(水) 15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 李 華 瑞 氏(中国・首都師範大学教授)
テーマ 中国における近年の宋代史研究の新動向
要 旨  近年における中国大陸の宋代史研究の進展はめざましいものがある。本講演は、中国における宋代史研究を牽引されてきた李華瑞教授が、自らの研究経歴をふまえて現在における中国大陸宋代史研究の現状と課題を総括するものである。講演では、前半で自らの宋代史研究の歩みをお話しいただき、後半で世界の宋代史研究における中国宋代史研究の現状をまとめていただく予定である。
公開研究会
主 催 研究会チーム「多文化社会と教育研究」
日 時 2011年12月8日(木) 16:30~18:00
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館9階 3929号室
講 師 居郷 至伸 氏(横浜国立大学講師)
テーマ コンビニエンス・ストアと労働―雇用保険にみられる疑似自営化に注目して―
要 旨  サービス経済化と雇用社会をめぐる問題を考えるうえで、コンビニエンス・ストアは格好の事例である。本発表では、利便性というサービスの提供を可能とする生産体制や組織間取引関係の特徴を踏まえたうえで、この業態における外国人労働者の就業実態と育成を通して、多文化化する社会における雇用のあり方を考える。
公開研究会
主 催 研究会チーム「地域史研究の今日的課題」
日 時 2011年12月3日(土) 16:00~
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 安在 邦夫 氏(早稲田大学名誉教授)
テーマ 福島自由民権大学―地域史研究の現在と展望―
要 旨  1981年11月に自由民権100周年全国集会が実施され、会場の神奈川県民ホールに全国から約4000人の参加者が集まった。自由民権全国集会は第2回が84年に早稲田大学、第3回が87年に高知市で開催されている。自由民権100周年全国集会の意義、1992年に出版された『立憲改進党の活動と思想』の成果、そして近年の福島自由民権運動大学を通じた地域史研究と東日本大震災の諸課題を論じる。
公開研究会
主 催 研究会チーム「言語の理解と産出」
日 時 2011年12月3日(土) 15:00~16:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
講 師 吉村 紀子 氏(静岡県立大学教授)
テーマ 英語の形態素の習得―産出から見える母語の役割
要 旨  本講演では、第二言語習得の本質を理論的に明らかにする研究の一環としてこれまで取組んで来た「英語形態素の習得」についてインターフェイス理論の視座から問題の解明を試みる。考察は大学生がミシガンテストで産出した作文からの資料を分析し、統語や意味の領域における習得結果と比較しつつ進めて行くこととしたい。
公開研究会
主 催 研究会チーム「近代東アジアの構造的な変化」
日 時 2011年11月30日(水) 13:30~
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 湯 維 強 氏(カリフォルニア大学教授)
テーマ 中国民主化改革
公開研究会
主 催 研究会チーム「島と港の歴史学」
日 時 2011年11月28日(月) 16:35~18:05
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室3
講 師 榎本 渉 氏(国際日本文化研究センター准教授)
テーマ 日本僧椿庭海寿の入元・帰国航路
要 旨  日本僧椿庭海寿(1318-1401)が元末明初の中国に留学したことは、従来から江戸時代の伝記で知られていたが、最近新たに『椿庭和尚行実』節略本の存在が明らかになった。その中でも椿庭の入元・帰国の記載は具体的で、他では知られない史実が明らかになる。本報告はこれらの記事に見える航路を、当時の日中交通の中で位置づけることを試みる。
公開研究会
主 催 研究会チーム「ユーラシア・アフリカ大陸における都市と宗教の比較史的研究」
日 時 2011年11月28日(月) 15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 高 兵 兵 氏(西北大学教授)
テーマ “都城と南山”―長安の終南山と日本の吉野山を中心に―
要 旨  隋唐長安城の南方に屹立する南山は、数多くの詩文で描写されているように、長安城に居住する人々の生活になくてはならない存在だった。長安と南山との関係は、長安をモデルにつくられた東アジアの都城にも大きな影響を与え、古代日本の場合は、南山に相当する山として吉野山がイメージされたのである。
公開講演会
日 時 2011年11月26日(土) 16:00~
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館9階 3913教室
講 師 カン リー 氏(トロント大学人間発達応用心理学科子ども研究所教授)
テーマ 顔処理における人種効果の発達的検討:行動的・神経科学的知見から
公開研究会
主 催 研究会チーム「近代東アジアの構造的な変化」
日 時 2011年11月24日(木) 15:00~
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
講 師 湯 維 強 氏(カリフォルニア大学教授)
テーマ 中国の宗教政策
公開講演会
日 時 2011年11月23日(土) 13:30~
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 湯 維 強 氏(カリフォルニア大学教授)
テーマ 中国政治のコントロール
公開研究会
主 催 研究会チーム「イノヴェーションと芸術」
日 時 2011年11月18日(金) 18:20~20:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
報告者 伊藤 洋司 研究員
テーマ ロベルト・ロッセリーニ『イタリア旅行』論
要 旨  ロベルト・ロッセリーニを代表的監督とするネオレアリスモは、戦争で崩壊したイタリアの社会を描いて世界中に衝撃を与えた。しかし、ロッセリーニが『イタリア旅行』で中年夫婦の離婚の危機を描くと、大多数の観客はこの作品の素晴らしさを理解できなかった。『無防備都市』はレジスタンス運動を描いたから優れた映画なのではなく、ロッセリーニにとって、レジスタンス運動を描くことも中年夫婦の離婚の危機を描くことも結局は同じことだった。ロッセリーニの映画の重要性はその反スタジオの美学にあり、これは、スタジオ・システムの「演出の映画」に対する「撮影の映画」と言ってもよい。この点で、ロッセリーニのネオレアリスモはヌーヴェル・ヴァーグに決定的な影響を与えた。 今回は以上のような観点から、『無防備都市』の有名な場面を参考にしつつ、『イタリア旅行』のラスト・シーンを分析してみたい。
公開研究会
主 催 研究会チーム「視覚認知機構の発達研究」
日 時 2011年11月8日(火) 15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館9階 3913教室
報告者 谷藤 学 氏(理化学研究所チームリーダー)
テーマ 脳の機能イメージングとその周辺
公開講演会
日 時 2011年11月5日(土) 14:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 徳井 淑子 氏(お茶の水女子大学教授)
テーマ モードからみたフランス史
要 旨  モードは時代を生きる人びとの感性や、彼らを取り巻く社会環境のなかで生まれます。フランスの歴史を服飾流行という現象から見ていくとき、そこにどのような時代の気分や主張が見えるのか、中世末期から20世紀まで絵画資料とともにたどります。
公開研究会
主 催 研究会チーム「西洋合理主義にかんする比較思想的研究」
日 時 2011年11月2日(水) 15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
報告者 須田 朗 研究員
テーマ 良心とは何か―カント、ニーチェ、ハイデガーを手がかりにして―
要 旨  ハイデガーは『存在と時間』でユニークな良心論を展開している。この良心論を従来の良心論と比較しながら考察する。ハイデガーがその良心論の本文で挙げている具体的な思想家の名前はカントだけであるが、ニーチェの議論もハイデガーの頭の中にあったように思われる。そこでこの三人を比較しながら「良心とは何か」に迫る。
公開講演会
日 時 2011年10月27日(木) 11:00~
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館2階 3260号室
講 師 ヤニック・セイテ 氏(パリ第7大学准教授)
テーマ 自伝的言説の出版による起源
講師紹介 ヤニック・セイテ先生はパリ第7大学のフランス文学の准教授をしておられます。 ご専門は18世紀の文学、特にルソーの小説です。2012年のルソー生誕300年を 記念する新しい『ルソー全集』の編集責任者の一人でもいらっしゃいます。
通 訳 あり
公開研究会
主 催 研究会チーム「総合的フランス学の構築」
日 時 2011年10月26日(水) 13:20~
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館3階 3355号室
講 師 ヤニック・セイテ 氏(パリ第7大学准教授)
テーマ 啓蒙主義と書物の問題
講師紹介 ヤニック・セイテ先生はパリ第7大学のフランス文学の准教授をしておられます。 ご専門は18世紀の文学、特にルソーの小説です。2012年のルソー生誕300年を 記念する新しい『ルソー全集』の編集責任者の一人でもいらっしゃいます。
通 訳 あり
公開研究会
主 催 研究会チーム「総合的フランス学の構築」
日 時 2011年10月25日(火) 16:35~
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館2階 3203号室
講 師 ヤニック・セイテ 氏(パリ第7大学准教授)
テーマ 18世紀の小説
講師紹介 ヤニック・セイテ先生はパリ第7大学のフランス文学の准教授をしておられます。 ご専門は18世紀の文学、特にルソーの小説です。2012年のルソー生誕300年を 記念する新しい『ルソー全集』の編集責任者の一人でもいらっしゃいます。
通 訳 あり
公開研究会
主 催 研究会チーム「島と港の歴史学」
日 時 2011年10月20日(木) 15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室3
報告者 石井 正敏 研究員
テーマ 『日本書紀』と『隋書』
要 旨  近年『日本書紀』の史料性について活発な議論が展開されている。 懐疑的な意見が強く主張される一方、安易に造作や潤色とみるべきでは ないとする意見も示されている。そこで本報告では、推古16年(608)の 隋使裴世清朝見記事を中心に、『隋書』との比較検討を行い、『日本書紀』の 史料的な性格について考察することにしたい。
公開研究会
主 催 研究会チーム「20世紀英文学の思想と方法」
日 時 2011年10月18日(火) 15:00~17:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室4
司 会 新井 潤美 研究員
講 師 草光 俊雄 氏(放送大学教授)
テーマ 丹治 愛 氏(東京大学教授)
佐藤 元状 氏(慶応大学准教授)
小山 太一 氏(専修大学准教授)
イギリス映画におけるナショナル・アイデンティティ
公開研究会
主 催 研究会チーム「フランス・ルネサンス研究」
日 時 2011年10月14日(金) 15:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 久米 あつみ 氏(元東京女子大学教授)
テーマ 表現者ジャン・カルヴァン―宗教改革と言語表現―
公開研究会
主 催 研究会チーム「軽度発達障害の縦断的研究」
日 時 2011年10月12日(水) 18:30~20:00
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館9階 3913号室
講 師 三宅 篤子 氏(帝京平成大学教授)
テーマ アスペルガー障害の就労支援
公開研究会
主 催 研究会チーム「視覚認知機構の発達研究」
日 時 2011年10月2日(日) 13:00~17:00
場 所 駿河台記念館 330号室
講 師 中野 珠実 氏(大阪大学大学院助教)
テーマ 社会的情報に対する視線パターンの発達的変化
講 師 日道 俊之 氏(京都大学大学院博士課程前期1年)
テーマ 野村 理朗 氏(京都大学准教授)
COMT遺伝子多型がうむ感情認識の個人差
講 師 横澤 一彦 氏(東京大学教授)
テーマ 顔と声の整合性が音源定位と音韻知覚に与える影響
講 師 松宮 一道 氏(東北大学助教)
テーマ 触覚刺激が視覚顔残効に与える影響
講 師 河原 純一朗 氏(産業技術総合研究所主任研究員)
テーマ 顔画像による注意捕捉とそのメタ認知
講 師 鶴原 亜紀 氏(中央大学研究開発機構助教)
仲渡 江美 氏(人文科学研究所客員研究員)
大塚 由美子 氏(人文科学研究所客員研究員)
金沢 創 氏(日本女子大学准教授)
山口 真美 氏(人文科学研究所研究員)
Harold Hill 氏(University of Wollongong Lecturer)
テーマ 空間情報を用いた「顔」知覚・「顔」を用いた空間知覚:発達研究の視点から
公開講演会
日 時 2011年8月29日(月) 14:00~17:00
場 所 駿河台記念館570号室
講 師 フィリップ・ヴァルテール 氏(スタンダール大学教授)
テーマ 『聖杯の書』または13世紀散文「聖杯物語群」の誕生―ボン大学図書館526番写本をめぐって
講演言語 フランス語(通訳あり)
公開研究会
主 催 研究会チーム「西洋合理主義にかんする比較思想的研究」
日 時 2011年8月3日(水) 15:00~18:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
報告者 齋藤 宜之 客員研究員
テーマ 吉田 達 研究員
吉田達著『ヘーゲル具体的普遍の哲学』(東北大学出版会 2009年)合評会
公開講演会
日 時 2011年7月30日(土) 16:00~
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館9階 3913号室
講 師 Sawada Tadamasa 氏(Purdue University Postdoctoral Researcher)
テーマ Detection of 3D symmetry from a single 2D image
公開研究会
主 催 研究会チーム「軽度発達障害の縦断的研究」
日 時 2011年7月26日(火) 18:30~20:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 萩原 豪人 氏(中央大学学生相談室カウンセラー)
テーマ 発達障害のある学生の就学支援
公開研究会
主 催 研究会チーム「地域史研究の今日的課題」
日 時 2011年7月16日(土) 16:00~18:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 森 安彦 氏(国文学研究資料館名誉教授・中央大学元教授)
テーマ 旗本の家来を兼務した幕領の役人―武州多摩郡境村年寄役喜七の事例―
公開研究会
主 催 研究会チーム「アーサー王物語研究」
日 時 2011年7月15日(金) 16:30~18:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 平島 直一郎 氏(西南学院大学非常勤講師)
テーマ アイルランド語記述文化の成立と展開―オガム文字から『レンスターの書』まで―
公開研究会
主 催 研究会チーム「総合的フランス学の構築」
日 時 2011年6月30日(木) 13:30~15:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 エリック アヴォカ 氏(京都大学教授)
テーマ フランス革命と文学―メルシエ,ユゴー,ロマン・ロラン
公開研究会
主 催 研究会チーム「暴力と文学的想像力」
日 時 2011年6月29日(水) 15:00~16:30
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館3階 3355教室
講 師 今福 龍太 氏(東京外国語大学教授)
テーマ ユリシーズの黒い末裔たち―カリブ海の群島詩人を読む
公開研究会
主 催 研究会チーム「歴史の中の「個」と「共同体」―社会史をこえて」
日 時 2011年6月28日(火) 16:30~
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
報告者 松本 隆志 準研究員
テーマ ウマイヤ朝史叙述におけるストーリーの比較
報告者 三浦 麻美 準研究員
テーマ mobilesとimmobiles―アポルダのディートリヒ『聖エリザベート伝』における財の記述
公開研究会(※延期)
主 催 研究会チーム「軽度発達障害の縦断的研究」
日 時 2011年6月23日(木) 15:00~16:30
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 三宅 篤子 氏(帝京平成大学教授)
テーマ アスペルガー障害を持った大学生等の就労支援
公開研究会
主 催 研究会チーム「暴力と文学的想像力」
日 時 2011年6月15日(水) 15:00~16:30
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館5階 3551教室
講 師 守安 功 氏(アイルランド音楽演奏家・元スウェーデン国立ヨーテポリ音楽大学客員教授)
テーマ アイルランド音楽の魅力
公開研究会
主 催 研究会チーム「英雄詩とは何か」
日 時 2011年6月11日(土) 14:00~17:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 守屋 彰夫 氏(東京女子大学教授)
テーマ 捕囚期(586-538BCE)のユダはtabula rasaであったという「神話」の考察
公開研究会
主 催 研究会チーム「言語の理解と産出」
講 師 ルムヤナ,スラバコヴァ 氏(アイオワ大学言語学部教授)
日 時 2011年6月7日(火) 11:00~12:30
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館3階 3352教室
テーマ スカラー合意と第二言語習得
日 時 2011年6月8日(水) 16:40~
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室4
テーマ 第二言語習得で難しいことと易しいこと
公開講演会
日 時 2011年6月7日(火) 16:40~18:10
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
講 師 ルムヤナ,スラバコヴァ 氏(アイオワ大学言語学部教授)
テーマ 第二言語の統語と語用の境界面における語用素性
公開研究会
主 催 研究会チーム「総合的フランス学の構築」
日 時 2011年5月26日(木) 13:40~14:50
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館5階 仏文共同研究室
講 師 米原 謙 氏(大阪大学教授)
テーマ 日本のナショナリズムにおける「アメリカの影」
公開研究会
主 催 研究会チーム「ユーラシア・アフリカ大陸における都市と宗教の比較史的研究」
日 時 2011年5月18日(水) 15:00~18:00
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
講 師 林部 均 氏(国立歴史民俗博物館准教授)
テーマ 日本古代都城の成立と展開
報告者 角山 典幸 準研究員
テーマ 北魏洛陽城研究の現在
談話会
日 時 2011年5月14日(土) 15:00~
場 所 中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室2
講 師 上坪 正徳 客員研究員
テーマ キーツのシェイクスピア
公開研究会
主 催 研究会チーム「英雄詩とは何か」
日 時 2011年5月14日(土) 14:00~17:00
場 所 中央大学後楽園キャンパス6401教室
講 師 駒田 亜紀子 氏(実践女子大学准教授)
テーマ 中世後期のフランス語聖書の展開
公開研究会
主 催 研究会チーム「多文化社会と教育研究」
日 時 2011年5月12日(木) 16:30~18:00
場 所 中央大学多摩キャンパス3号館9階 3929号室
講 師 牛尾 直行 氏(順天堂大学准教授)
テーマ インドにおける階層と教育