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知識創造戦略論にて株式会社セブン-イレブン・ジャパン取締役執行役員商品本部長の羽石奈緒氏による講演を実施

2026年07月09日

2026年7月2日(木)、中央大学ビジネススクール(CBS)MBAプログラム発展科目「知識創造戦略論」(担当:遠山亮子教授)において、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン取締役執行役員 商品本部長の羽石奈緒氏をお招きし、講演を実施しました。

 

 

 

●概要

「セブン‐イレブン・ジャパンのマーチャンダイジング戦略」と題した講演では、セブン‐イレブン・ジャパンがどのように知識創造を行い、「基本の徹底」による地道な取り組みを積み重ねることで、新しいカテゴリーの商品開発をはじめ様々な「変化への対応」を行ってきたか、これからどのように変化していくのかについて、具体的な事例を交えてお話しいただきました。セブン‐イレブンが社会に必要とされる存在であり続けるための同社の過去・現在・未来の変化の道筋について、自身もCBSの修了生である羽石氏が自らの経験を交え情熱的に語る姿に、受講生は大きな感銘を受けていました。
「知識創造戦略論」は平日夜に開講される科目であるため普段はオンライン開講ですが、この日は羽石氏が来校しての講演ということで、受講生の半分は教室で対面受講、半分はオンライン受講というハイブリッド開講となりました。対面・オンラインの区別なく、参加した受講生との質疑応答も活発に行われ、受講生にとっては多くの気づきを得るとともに、自組織がどのように変化に対応していくか深く考える機会となりました。

●受講生の感想(一部抜粋)

・セブン‐イレブンさんの企業としての、そして羽石さんの個人としての「商品」へのこだわりと「社会への貢献」への熱意に深い感銘を受けました。「コンビニエンスストア」という表舞台がどうしても目に留まりがちですが、その裏側では、多くの関係会社の皆さまの絶え間ない努力、すなわちSECIスパイラルが絶えず回っていることを改めて理解いたしました。本日のご講義を通じ、貴社の「ものづくり」への姿勢について新たな認識を得た印象です。

・セブン‐イレブン・ジャパンの事例を通じて、知識創造理論が実際の企業活動の中でどのように実践されているのかを具体的に理解することができました。特に、SECIモデルが単なる理論ではなく、「仮説→実践→検証」という日々の業務の中に組み込まれ、継続的な商品開発や組織学習につながっている点が非常に印象的でした。
ゲスト講師の羽石さんの実体験を、生の言葉で聞いたことで、知識創造には理論だけでなく、現場での対話や人との関わりが重要であることを改めて実感できました。

・セブン‐イレブンについては、変化への対応と基本の徹底という不変のスローガンが、コンビニ業界をリードする強みであることをリアルに感じることができました。基本を徹底すると同時に、時代の流れを読み、その変化を感じとり新たな商品やサービスを提供していく姿勢が、まさにセブン‐イレブンに表れていると思います。
羽石さんご本人の姿勢も、CBSの先輩でもあり、参考にしたい姿勢や視点が多くありました。CBSで学んだスキームや考え方を、実際に仕事、実践の中で活用している点や、今もなおより高い視座、経営的な視点を持とうと日々尽力されている点に感服しました。私もそのような姿勢を見習い、終わりのない学びを続けていこうと思います。

・講義で学んできた知識創造論が、セブン-イレブン・ジャパンの経営にどのように実践されているのかを具体的に理解することができた。特に、顧客起点で仮説・検証を繰り返す仕組みや、本部・加盟店・取引先が一体となって価値を創造する組織づくりは印象的であった。また、「みんなの100点より、誰かの200点を」という羽石さんの言葉から、変化を恐れず挑戦し続けるセブン-イレブン・ジャパンのDNAが現在も組織に受け継がれていることを強く感じた。

・セブン‐イレブンが実際にどのようにSECIモデルを回しているかを具体例を挙げながら丁寧にご教示いただけ良い学びとなった。知識創造は一部の高度人材のみがなし得るものではなく、組織文化として醸成していけば、店舗で働くパートの方や学生バイトさえもその循環に巻き込むことができることが分かり、改めて一人ひとりが当事者意識を持つ組織を作ることの重要性を痛感した。

・羽石さんの熱量の高い講演に大変感動しました。印象的だったのは、創業以来の不変のスローガンである「変化への対応と基本の徹底」を羽石さん自身が、体現されていると感じました。特に、仮説に基づき、新しいことを挑戦し続ける姿勢、MDが様々なステークホルダーを巻き込み、日々エラー&ラーンされているのだと思うと、店頭に並んでいる商品の1つ1つに努力と情熱が注ぎ込まれているのを感じました。またこのような取り組みの積み重ねが、日本の生活習慣を変える力があり、コンビニ・セブン‐イレブンは社会の公器でもあるのだと感じました。

・羽石氏の熱い志をオンライン参加でも十分に感じることができました。セブン‐イレブンの商品は、他社と比べても美味しさ、品質が高いと感じます(忖度なし)。それを実現するためにMDプロセス(マーチャンダイジングプロセス)が回っているのだと思いました。

●CBSについてもっと知りたい方へ

「知識創造戦略論」は、企業経営を現在「もっとも重要な経営資源」と考えられている「知識」という視点からとらえ、知識とは何か、その獲得、創造、蓄積、活用にはどのような組織と戦略とリーダーシップが必要かを学ぶ科目です。講義においては知識創造経営を行っている企業としてセブン‐イレブン・ジャパンのケースを取り上げており、羽石氏の講演はケースについてさらに深く学び、知識創造経営の実践について考える機会として受講生に提供されています。

CBSのカリキュラムの全体像は、以下のリンクをご覧ください。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/mba/

今回の講義は、南甲倶楽部のご高配により実現しました。南甲倶楽部は中央大学出身の経済人による交流会であり、中央大学ビジネススクールは設立時より南甲倶楽部より多大なるご支援を頂いています。

南甲倶楽部の詳細は、以下のリンクをご覧ください。
https://nanko-club.jp/