ビジネススクール

フィールドラーニング(戦略1・2)にて アサヒグループ食品株式会社 川原浩 代表取締役社長による特別講義を実施

2026年06月12日

2026年6月7日(日)、中央大学ビジネススクール(CBS)MBAプログラム「フィールドラーニング(戦略その1)」(担当:八尋俊英 教授)において、アサヒグループ食品株式会社 代表取締役社長 川原浩 氏をお迎えし、特別講義を実施しました。

●概要

川原社長をお迎えする前に1限では八尋教授より、食を取り巻く社会構造の変化と未来について、少子高齢化/食の安全保障/給食の質低下と栄養格差/2040年に向けた「食卓の再設計など、社会を俯瞰した視点から講義が行われました。
学生からは、「普段は一企業の視点でしか考えていなかったが、社会全体の構造変化を踏まえて食の未来を考える重要性に気づいた」、「菓子業界にいる自分が“食全体”で未来を考える必要性を痛感した」といった声が寄せられ、フィールドラーニング全体の問題意識を共有する導入となりました。

アサヒグループ食品・川原社長が語る“多刀流”経営と価値創造
続く2限では、アサヒグループ食品が展開する6つのカテゴリーを軸とした「多刀流」経営について、経営トップの視点から示唆が共有されました。
経営トップの実行してきた
•  事業ポートフォリオの考え方
•  PMIを支えた組織文化
•  ステークホルダーの優先順位
•  社会課題と事業戦略の接続
など講義と質疑で経営者の意思決定の背景にある思考プロセスに触れる貴重な機会となりました。
特に、コロナ禍で主力商品の売上が落ち込む中でも、複数カテゴリーが相互補完し合い企業全体の安定性を保った「多刀流」モデルについては、多くの学生が強い関心を示しました。

 1限と2限が“つながる”CBSならではの学び
学生アンケートからは、
• 「社会課題(1限)と企業戦略(2限)が一本の線でつながった」
• 「食の将来像を踏まえて企業の戦略を考えるという、CBSらしい実践知を体感できた」
• 「自社の事業モデルに置き換えて考える視点が得られた」
といった声が多く寄せられ、初回からフィールドラーニングの醍醐味が十分に伝わる回となりました。

●受講生の感想(一部抜粋)

• 「食品企業を“商品を売る会社”ではなく、生活インフラ・健康支援の一部として捉える視点が印象的だった」
• 「多刀流は単なる分散ではなく、相互補完で成長を支える戦略であることが腑に落ちた」
• 「ステークホルダーの優先順位をどう設定するかという経営者の葛藤がリアルだった」
• 「自社の1本足打法の危険性に気づき、ポートフォリオの重要性を再認識した」
• 「1限の社会構造の話と川原社長の経営の話がつながり、視座が一段上がった」

●アサヒグループ食品株式会社について
アサヒグループ食品は、ベビーフード、サプリメント、フリーズドライ食品など、生活者の心とからだの健やかさの実現に貢献する多様な製品を展開しています。多刀流によるさまざまな価値で、食を通じた社会課題の解決と事業成長の両立を目指しています。

●CBSについてもっと知りたい方へ

フィールドラーニングは、現実の企業を事例とし、受講生一人一人が経営者の立場に立って課題を発見し、それに対する戦略を構築し,実行するためのアクションプランまで作り上げる実践的なプログラムです。2026年度は、アサヒグループ食品株式会社に寄付講座としてご協力をいただいています。営業・研究開発等各分野の管理職クラスの社員とも交流しながら受講生は、急速に変化する社会の構造を考えながら会社の未来を提案することを目指します。
フィールドラーニングについては、以下のリンクをご覧下さい。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/mba/fl/

CBSのカリキュラムの全体像は、以下のリンクをご覧ください。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/mba/