ビジネススクール

ビジネススクール「経営戦略論基礎」において、株式会社ヤクルト本社執行役員島田淳一氏を招聘して特別授業を実施

2021年11月09日

10月30日(土)の「経営戦略論基礎」において、株式会社ヤクルト本社執行役員の島田淳一様を招聘して、特別講義を実施しました。

島田様のキャリアとご経験を交え、「ヤクルトの国際事業について」というテーマで、ヤクルトの創業から、現在までの国際展開についてお話を賜りました。参加した学生からとの質疑応答も活発に行われ、企業の国際展開の戦略について、多くの気づきが得られる機会となりました。

 

 

 

<参加学生の声>

 

ヤクルト島田様からの講演で理念を尊重した経営、理念を忠実にグローバルに広げていく活動に感銘を受けました。今回は、リアルでの講義を受講させていただいたことから講義が終わってからも直接お話をさせていただいたことも学びにつながりました。

 

実際に経営に携われているヤクルト本社島田執行役員のお話は非常に参考になりました。特に自社並びに自社の商材を愛されていることが伝わってきました。私もまずは自社に誇りを持ち、商材に愛着を持っていきたいと思いました。

 

ヤクルトの企業理念と経営戦略が見事に合致しており、海外進出に際しても目先の利益だけでなく自社の経営理念を基にした戦略を徹底されている点が素晴らしいと思いました。ご質問にも丁寧にお答え頂き非常に満足でした。

 

グローバルに展開しつつも、代田イズムなど、守るべきものを貫いていることに非常に感心した。その国に合わせる部分、そうでない部分をしっかりと切り分けているように感じたが、一方で、その境界線は、その場(その国)ごとにも違うように感じた。数年、十年という単位で開拓を進められる強さ、進出したら撤退しないという「意思の強さ」が根底にあると感じた。

 

自分でもグローバル事業を展開している立場としてヤクルトの戦略はとっても勉強になりました。特に事業所として運営しながら各国の現地に合わせる商品やブランド戦略などは学びたいことです。

 

ヤクルトの国際戦略は、短期的な利益優先主義に走ることなく、長期的視野をもって実施されていることがよくわかりました。日本で培った営業スタイルを、海外において現地の文化に融合させるようアレンジして行っていることが成功につながっていることがよくわかりました。

 

ヤクルトレディの事例は、コア事業に社会貢献をうまく組み込んでいるなと感じた。それによってヤクルトの独自性が際立っているように思う。