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『グローバル環境で日本は生き残れるか?』のテーマで、ノバルティスホールディングジャパン代表取締役社長の鳥居正男氏が授業内で講演

2019年11月27日

【講義紹介】ゲスト講演

『グローバル環境で日本は生き残れるか?』
鳥居 正男 氏 ノバルティスホールディングジャパン代表取締役社長
1947年、神奈川県生まれ。71年アメリカ・メリーランド州ロヨラカレッジ経営学部卒業、日本ロシュ(現・中外製薬)入社。75年上智大学国際学部経営学修士課程修了。日本ロシュでは社長室長、試薬部長を経て、83~87年にアメリカとスイスのホフマン・ラ・ロシュ社に出向。89年取締役医薬品本部長、92年常務取締役。93年ローヌ・プーランローラー社長。95年シェリング・プラウ社長。2011年ベーリンガーインゲルハイムジャパン社長。16年7月より現職
 

講義名グローバル環境で日本は生き残れるか?

中央大学ビジネススクール(CBS)の専門選択科目「ヘルスケアマーケティング」(担当:真野俊樹教授)では、9月29日(日)の授業において、鳥居 正男氏(ノバルティスホールディングジャパン代表取締役社長)をゲストとしてお招きし、『グローバル環境で日本は生き残れるか?』というテーマで授業内講演をしていただきました。
 

・受講生の感想 

グローバル化に遅れる日本においては、しばしばガバナンスとIntegrity(正直、誠実、品格、私利私欲がない、など)の問題が存在しており、正解主義、画一化、英語力の弱さ、危機意識の欠如などのためにグローバル環境で活躍できる人材がなかなか育たない現状をお話しされました。
国によって、コミュニケーションや他者への評価方法、決断方法、見解の相違がある際のアプローチ法は異なっており、そこに文化の優劣はなく、英語力以上にコミュニケーションを取ろうとする意識が重要とのことでした。
これまでご自身が本社の信頼を得るために実践されてきたこと、日頃から心がけている3つのK(心から感謝する、気配りを忘れない、いつも謙虚に)についてもお話しいただきました。
“真のリーダーとして最も求められるのは人間性である”との締めのお言葉は、とても心に残るものでした。
後半の質疑応答では、聴講者からの質問に対し一つ一つ丁寧にお答えいただき、大変有意義かつ貴重なひと時でした

(受講生Oさん)