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菅野 洋介ゼミ 見学調査報告

調査日:2015年11月4日
参加学生数:3年生7人
調査先:GOOD DESIGN EXHIBITION 2015

調査の趣旨(目的)

今回の見学調査の目的は、2015年度グッドデザイン賞受賞商品の展示の見学を通じて、さまざまな産業の優れた商品デザイン例に実際に触れ、商品開発におけるデザインの役割を学ぶことである。

調査結果

グッドデザイン賞展示会では、主に、自動車、家電、日用品、家具、産業財等、多岐にわたる分野の商品デザイン例を見ることができた。例えば、スポーツ用品と家電が融合することで、ユーザーに新たなスポーツの経験を提供する韓国メーカーの新商品や、スポーツする人間の行動を人間工学の観点から徹底して研究し、人間の身体能力を最大限に発揮することを促すスポーツ用品などを実際に触れて体験することで、商品デザインにおいては、ユーザーに新しい経験を提供することが重要な要因になっていることを学ぶことができた。
また、ユーザーの負担を減らし、従来の掃除の不満や不便を解消する新システムを搭載した韓国メーカーの新型掃除機や、ITと融合した冷蔵庫など、家電業界における商品開発競争のポイントも、ユーザーの新しい経験や商品をシステム全体としてとらえる流れになってきていることなども学ぶことができた。