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木立 真直 ゼミ 見学調査報告

・訪問日時:2015年6月4日(木)16:00-17:00

・訪問先:キッコーマン株式会社東京本社

・テーマ:キッコーマンの海外戦略について

・ご対応者:キッコーマン㈱ 海外営業部 津田正彦様 福原 準様

・参加者:商学部木立ゼミナール3年、15名

内容

 キッコーマン㈱の津田様と福原様から、約 40 分のプレゼンテーションをして頂いた。はじめに、キッコーマンの事業概要のご説明があり、続いて同社の商品開発についてのお話、後半は北米やアジアを中心とした海外戦略についてのご説明があった。特に印象に残った内容は、海外進出にあたって醤油を普及させるために、試食販売など顧客に直接訴求することや、「てりやき」という日本の食文化を肉にも合う「TERIYAKI」で提案し、海外に浸透させていったことである。過去に地道な取り組みを行ったからこそ、現在も海外で信用を得ていることに繋がっているのだと感じた。また、国や地域によって文化の違いや規制がある中で市場を開拓していったというお話を聞き、 海外事業の難しさやおもしろさに触れることができた。その後、約 20分間にわたり、学生から商品開発や海外進出に関する質問にも、すべて丁寧にご回答をいただいた。 参加した学生からは、『「失敗を恐れないポジティブシンキング」が大切であるという津田様のお言葉が、就活を迎える上で心に残った。』あるいは、『こだわりや商品開発の難しさを学び、よりいっそうマーケティングへの興味を抱いた。』などの感想があった。