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竹田 信夫ゼミ 見学調査報告書
テーマ : 日本における情報環境整備の状況調査
ゼミ名 : 竹田 信夫ゼミ
調査先名称 : 東京都庁 他
調査日 : 2018年9月20日
授業科目名 : 演習Ⅰ・Ⅲ
参加学生数(学年別): 3・4年生3名
調査の趣旨(目的)
竹田ゼミでは以前より観光地他での情報環境の整備活用の状況について調査してきた。
本年は東京都庁周辺他を調査することで、東京都の情報環境の状況とそれをもたらしている原因について見学調査する。
調査結果
観光客などを対象とした公衆を対象とした情報環境の整備は国や地域によって違いがあるポイントであり、その違いは地域の経済状況、情報環境の成熟度、セキュリティに関する志向性、あるいはその地域の民族性などによってもたらされる。したがってそのような整備の状況を通じてその地域についての理解を深めることができる。
今回の調査は主として無料公衆無線LAN整備促進協議会が取りまとめ、総務省の公衆無線LAN環境整備支援事業、観光庁の訪日外国人旅行者受入基盤整備・加速化事業などを通じて整備されている公衆無線LANの整備の状況とその利用の状況を調査した。
無料公衆無線LAN整備促進協議会の資料によればこれら公衆無線LANは多くの外国人観光客等に利用され、その使い勝手も著しく改善されているとのことであるが、今回調査した都庁周辺地域、新宿駅周辺地域における公衆無線LANの整備状況は必ずしも質、量ともに十分ではなく、またその地域に大量の無線発信基地があることもあり必ずしも良好な使用環境とは言えないことが確認された。