学部・大学院・専門職大学院

菅野 洋介ゼミ 見学調査報告書

テーマ       : 商品開発マネジメントの探求
ゼミ名       : 菅野ゼミ
調査先名称     : 株式会社ヤマハミュージックジャパン
調査日       : 2018年11月15日(木)
授業科目名     : 演習ⅠⅡⅢⅣ
参加学生数(学年別): 25名

調査の趣旨(目的)

本見学調査の目的は、株式会社ヤマハミュージックジャパンにおける新規事業「おとまち」に関わるご講話を伺うことで、製造業企業における市場の創造やソーシャル・ビジネスの実態を理解することである。

調査結果

調査では、「おとまち」を立ち上げて運営の中心を担ってこられた社員の方より、ヤマハを取り巻く楽器市場の状況を踏まえ、「おとまち」が生み出された経緯と、「おとまち」をどのように推進されてきたのか、お話いただいた。具体的には、楽器市場の縮小・低迷に伴い、楽器演奏人口を拡大するうえで、音楽によるまちづくりを志す自治体や企業・団体に向けて、コンサルティングやイベントプロデュースを行うという新しいビジネスモデルが、どのようにして生み出されてきたのか、その運営においてはどのような課題があったのか、そして、どのような成果が得られているのかお話いただいた。これらの話を通じて、製造業企業の新たなビジネスモデルやソーシャル・ビジネスのあり方や今後の方向性を考え、理解することができた。