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三浦ゼミ・見学調査報告

調査日:2017.6.23(金)
参加学生数:3年生・18名、4年生・12名。
調査先:花王(株)・すみだ事業場(東京工場)

調査の趣旨(目的)

日本を代表するトイレタリー企業最大手の花王への工場見学を行うことによって、日本のモノづくりの現場に触れると共に、社員の方々のお話を伺う中から、それら製品のマーケティング戦略についても考える。

調査結果

花王(株)・すみだ事業場をゼミの3・4年生(計30名)と共に訪れ、①工場(東京工場)見学、②花王ミュージアム(およびカネボウミュージアム)見学、③花王ミュージアム内会議室スペースにて花王ミュージアム丸田館長との質疑・ディスカッション、を行なった。

①工場見学については、化粧品の原料製造・充填・ラベリングその他全行程について、説明員の方の先導の下、見学した。まず、最初にDVDを見ながら大きな流れを説明頂き、その後、実際のラインを見学した。

②花王ミュージアム(およびカネボウミュージアム)においては、説明員の方の先導の下、a.化粧に関わる色や香りや質感などの実験、b.皮膚や髪の毛などを細かく分析する機器の試用、c.洗う文化に関する太古からの現在までの歴史、などを体験・見学した。

③最後に、花王ミュージアムの会議室スペースで、丸田館長のご説明を受けた後、質疑とディスカッションを行った。近年の花王の取り組みや、実際の新製品開発過程の数々について大変興味深いお話を伺い、学生からの質問も多く出て、実りあるディスカッションも行えた。

以上、今回、工場見学・ミュージアム見学に加えて、花王の丸田館長をはじめマーケティングの最前線の方々とディスカッションをもてたことは、学生にとっては実際のビジネス場面の一端を垣間見ることができ、大変有意義であったとまとめることができる。