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小田 悠生ゼミ 見学調査報告

タイトル:小田 悠生ゼミ 見学調査報告
調査日:2017年6月17日
参加学生数:1年生13人
調査先:江戸東京たてもの園(東京都小金井市)

調査の趣旨(目的)

1年次ゼミである「グローバルヒストリー入門」では、食品を中心とした世界商品の歴史について学んでいる。本見学調査では、江戸東京たてもの園(小金井市)に移築・保存されている江戸期から昭和初期の商店街を訪れ、当時の商いや物価について調査することを目的とする。

調査報告

江戸東京たてもの園は、1993年に東京都江戸東京博物館(墨田区)の分館として小金井公園内に開館した野外博物館であり、江戸時代から太平洋戦争後に至るまでの文化的価値の高い30の建造物が移築・保存・公開されている。その半数を占めるのが商店であり、醤油店、和傘問屋といった今日の学生には馴染みの薄い業種から、文具店、生花店といった現代にも形を変えて残るものまで多様な建物が保存されている。今回の調査では、市民ボランティアの方々への聞き取り調査を行いながら、当時の商習慣や建築上の工夫などについて各学生が見学レポートを執筆した。また店内に掲げられた値札、料金、広告などを検討することで、身近な品々の価格の推移について学んだ。