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田中鮎夢ゼミ 国内見学調査報告

調査日  :2016年10月23日

参加学生数:3年生12名、1年生26名 教員1名 計39名

調査先  :千葉県野田市 キッコーマン食品野田工場内 ものしりしょうゆ館

調査の趣旨(目的):

 日本人の食生活に深く根ざしている醤油。その工場を見学し、今まであまり知ることのなかった醤油についての知見を深める。キッコーマンは世界で醤油を販売している。演習では、テキストに基づき、国際経済学について学習しているが、本見学調査により、実際に世界展開を行っている企業について学び、知見を深める。

調査結果:

 初めに、ビデオを鑑賞して、醤油の基礎知識やキッコーマン食品のこだわりなどを学んだ。その後、スタッフの方に説明を受けながら、工場内を見学させていただいた。残念ながら作業中により一部見学不可能な部分もあったが、醤油の製造工程に始まり、各醤油の違いや、事業の海外展開などを学ぶことができた。海外では、日本国内で生産した物を輸出するのではなく、現地に生産拠点を置き、現地の舌、現地の食文化に合った醤油を生産しているそうだ。醤油は今や世界中に広まり、現在キッコーマンの醤油は世界の100国以上で販売されており、生産拠点も、シンガポール、台湾、オランダ、カリフォルニア、中国へと広まっている。見学後には、キッコーマン食品製の醤油とそうざいの素もいただいた上、最後には特製のお弁当もいただいた。