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山本慎悟ゼミ 見学調査報告書

調査日:2016年11月28日
参加学生数:1年生4人、3年生5人
調査先:株式会社ユニエックス 大井物流センター
調査の趣旨:国際貿易における物流業者の役割を理解する

調査結果

まずは担当者の方から事前提出していた①AEO認定業者としての取り組み、②物流業者としての環境問題への取り組み、③米国新制度による業務内容への影響等に関する質問にご回答いただいた。その後、現場となる保税倉庫へ移動し、輸入されたワインやビールの倉庫での取り扱いやスプレー缶の検品作業、またコンテナからの荷卸作業の様子等、倉庫内での実際の業務内容を案内いただいた。そして最後に本見学会を通じて持つに至った疑問や質問に対してご回答いただくと共に、担当者の海外での経験話やこれまでの苦労話等、国際物流業に携わるビジネスパーソンとしての生の声をお聞かせいただいた。
国際貿易におけるメインプレーヤーが商社やメーカー等の輸出入業者であるとすれば、国際物流業者はサブプレーヤーである。しかしその役割は銀行および保険会社のそれと並び、貿易取引を支える3本柱の1つとして数えられるほど、国際貿易においては重要な位置付けとされている。今回、実際の現場を目にし、そして生の声を聞くことによってその意味を再認識することができた。この経験を通して現在ゼミナールで行っている「貿易実務」の研究をさらに深めと共に、就職活動にも役立てたい。