商学部木立ゼミナール国外実態調査報告書

■チャドストン・ショッピングセンター


訪問日時  : 2017年9月6日13:00~14:00
訪問先   : Chadstone The Fashion Capital
ご対応者  : James Poppleton様(MUJI RETAIL AUSTRALIA、Operation Manager)
テーマ   : MUJIチャドストンSC店の店舗運営について

参加学生数 : 中央大学木立ゼミナール3年生18名
ゲスト・東京大学矢坂ゼミナール4年生1名 計19名

調査趣旨(目的)

 日本のSCと海外のSCの違いを肌で感じ、テナント契約や配置や変遷などについて学び、お客様を楽しませるSC作りやクオリティの維持などについても並行して学ぶ。

 今回担当してくださったのはMUJIオーストラリアのジェィムズ様であるためチャドストンSCに展開する1店舗として、店舗から見たチャドストンSCについても話を伺う。

調査結果

 チャドストンSCは南半球最大のショッピングセンターの1つとされ、年間来場者数は約2000万人とオーストラリアの総人口に迫る。1960年にオープンした後、近隣の渋滞を招くなどの問題を抱えていたが、市内からバスで約30分という立地を活かした対応策としてバスや鉄道の利用を促している。2007年のリニューアル後に、現在ではオーストラリアのブランドをはじめとして、日本のブランドを含む、世界中のブランドを要する約550店舗の巨大なSCとなった。

 今回の調査ではチャドストン・ショッピングセンター内のMUJIオーストラリアのオペレーションマネージャーであるジェィムズ様にチャドストンSCと関連した経営についてお伺いすることができた。

 店舗を見学し売れ筋商品などの説明を受けた後に店舗内で質疑応答を行った。チャドストンSCはテナントとして入る階により家賃が異なり、1階は価格が最も高く、上層階になればなるほど価格が下がるとのことであった。また、チャドストンSC側から環境配慮のためにレジ袋やゴミの排出量などを抑えるように注意喚起されているとのことであった。チャドストンSC側も社会問題になっている環境問題にはかなり気を使っていることが分かった。

 チャドストンのMUJIは今後観光客に、より焦点を当てていくと考えており、多国籍な消費者への対応を目指す。特に中国系の消費者の対応を強化する必要があると伺った。また、生産コストを下げるために値札に様々な国での販売価格が記載されており、商品の金額が感覚的に分かるように工夫されている。さらに、今後の展開として日本で行われているMUJIカフェに関しても現地調達を中心に話が出ており、MUJIオーストラリアでのMUJIカフェ展開に現実味が帯びてきているとのことであった。

 今回の訪問は短時間ながら有意義な訪問となった。ジェィムズ様には前日に訪問をお願いしたのにも関わらず、当日の店舗見学と質疑応答をご丁寧に対応いただき深く御礼申し上げます。

(文責:齊藤智宏)