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中迫 俊逸ゼミ 海外実態調査報告書

テーマ       : ビジネスコミュニケーションとその関連分野
ゼミ名       : 中迫ゼミ

調査先名称     : マレーシア国立Universiti Utara Malaysia、プロトン社、Shiekh Mohammed Centre for Cultural Understanding、JETRO Dubai Office

調査期間      : 2017年9月15日~ 9月22日(4泊8日)
授業科目名     : 演習Ⅰ・Ⅱ
参加学生数(学年別): 15名(すべて3年生)

調査の趣旨(目的)

目的は以下の通りである。

学生達が各訪問先を訪問する前に、しっかりと事前学習をさせ、訪問中のみならず、帰国後も事後学習をさせ、その成果を学生達にまとめさせること。

Universiti Utara Malaysia (UUM)では日本文化を英語で発表させる機会があったので、その内容及び英語によるプレゼンテーションの仕方等の学習をさせること。

マレーシアを代表する自動車会社であるプロトン社の取締役等から直接マレーシアでのビジネスを学ぶこと。

Shiekh Mohammed Centre for Cultural Understandingでは、イスラム教とイスラム文化を学ぶこと。

JETRO Dubai Officeでは、中近東のビジネス事情を学ぶと共に、学生達が作成したインタビュー項目に関する学習を行うこと。

調査結果

マレーシアでは、マレーシアの国立大学であるUniversiti Utara Malaysia (UUM)、マレーシアを代表する自動車会社であるプロトン社を訪問した。ドバイでは、Shiekh Mohammed Centre for Cultural Understanding、JETRO Dubai Officeを訪問した。現地での活動は以下の通りである。

Universiti Utara Malaysia:

学生達は4つのグループに分かれ、それぞれ日本文化のプレゼンテーション(質疑応答を含む)を英語で行った。

UUMの学生達と6時間を超えるDiscussionを行った。

引率者である中迫は、これ以外に60分間(質疑応答を含む)Consideration Toward People in Doing Negotiationというタイトルで、英語で講演を行った。

 

プロトン社:

マレーシアにおける自動車産業の実態、プロトン社のビジネス活動等に関して、約3時間の講義(質疑応答を含む)を受けた。なお、講義の言語は90%以上が英語であった。

約1.5時間、プロトン社の見学をさせたいただいた。

Shiekh Mohammed Centre for Cultural Understanding:

イスラム教とイスラム文化の英語による講義(質疑応答を含む)を3時間受けた。

JETRO Dubai Office:

まず中近東でのビジネス事情の説明を受けた。後半は学生達が事前学習で作成したインタビュー項目に沿って、同事務所社員がそれに答える形式でインタビューが行われた。

全体を通じて:

学生達は、英語によるコミュニケーションの重要性をさらに強く認識させることができた。事前学習は十分に行ってから各訪問先を訪問した。秋学期ではさらに事後学習を行い、学習成果を学生達に文書でまとめさせる指導を行った。