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木立 真直 ゼミ 国外実態調査報告

・訪問日時:2015年9月17日(木) 13:30-14:30

・訪問先:チャドストン・ショッピング・センター、VIC、オーストラリア

・テーマ:チャドストンSCの特徴と物流の仕組みについて

・ご対応者:Chadstone Shopping Centre, Retail Manager, Mr. Andrew Gibson

・参加者:商学部木立ゼミナール3年ゼミ生13名 教員1名 計14名

内容

 チャドストンSC・リテイルマネージャーのアンドリュー・ギブソン様から、初めに10分ほど簡単なプレゼンテーションをしていただき、その後、約40分間にわたりSC内をご案内していただいきながら、同SCの特徴についてご説明いただいた。
 はじめに、1960年に開業したチャドストンSCが、どのような歴史を歩み、南半球最大のショッピングセンターになったかのご説明があり、続いて、SC内を移動しながら、出店しているテナントの配置と移り変わりについてのお話があった。さらに、最後に、普段では見る機会のない商品の搬入などの物流の仕組みや、建設途中の店舗の現場を見せていただいた。案内していただく中で、学生からのテナント店の選定基準に関する質問やチャドストンSCの戦略に関する質問にも、逐一丁寧にご回答いただいた。
 印象に残ったことは、1つに、チャドストンSCが絶え間ないイノベーションの努力を行っていることであった。南半球最大のショッピングセンターにまで成長したのにもかかわらず、現在もホテルやオフィスを建設し、さらなるSCの拡大を進めているというお話には、圧倒された。現在の地位に慢心することなく次々に新しいことにチャレンジしていく姿勢からは、学生にとって自らの課題を確認する良い機会となった。
 学生からは、「オーストラリアと日本のSCの配置の違いについて学ぶことが出来た。」、あるいは「チャドストンSCの工夫を凝らした設計に、驚かされた。」などの感想があった。