学部・大学院・専門職大学院

木立 真直 ゼミ 国外実態調査報告

・訪問日時:2015年9月16日(水)9:30-11:00

・訪問先:Melbourne Polytechnic

・テーマ:SCMの特徴と動態、質疑応答

・ご対応者:Dr. Navin Veerapa, Senior Lecturer, Melbourne Polytechnic
Dr. Jubin John, Lecturer, La Trobe University

・参加者:商学部木立ゼミナール3年13名 教員1名 計14名

内容

 メルボルン工科大学は、複数のキャンパスをもつが、今回はプレストンキャンパスを訪問した。前半は、Jubin先生によるサプライチェーンマネジメントに関する講義を同大学の履修者とともに受講した。オーストラリアにおける経営やSCマネジメントの特徴を学ぶことができたが、加えて、オーストラリアの大学生の学習の様子も知ることができた。同大学では、少人数クラス制度をとっていた。先生が学生にしばしば質問を投げかけ、それに対し、複数の生徒が先生に対し積極的に自分の考えを述べ、さらに追加的な質問をしていた。現地の学生に交じっての英語の講義にゼミ生は戸惑いもあり、質問をするまでにはいたらなかったが、英語の授業に参加する貴重な体験となった。
 後半の時間では、Navin先生がゼミ生一人ひとりからの質問に回答する場となった。学生からは、現地の大学生の学習方法や、早朝に訪問したEpping Wholesale Marketについて、あるいは、オーストラリアにおけるプロモーション・販売促進の特徴、などについてなどが出された。Navin先生は1人1人の質問に丁寧にお答えくださった。
 学生の感想として、次のようなものがあった。外国の大学で現地の学生と一緒に講義を受けるはじめての体験を通して、講義をうける大学生の様子、講義の仕方、その内容などいずれも、日本とさほど大きな違いはなく、「学ぶ」ということは世界共通なのだと感じた。しかし同時に、英語で講義を理解することは大変難しく、自分たちの英語力の未熟さを痛感する機会でもあった。ぜひ、これから一人ひとりが外国語運用能力を高めるよう精進してもらいたいと念じる。