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ゼミナール大会等報告書

テーマ(複数可)または大会名: 第57回日本学生経済ゼミナール大会関東ブロック大会(インナー大会)
ゼミ名: 御船 洋ゼミ
開催日: 2017年11月18日
授業科目名: 演習Ⅱ
開催会場: 東京経済大学国分寺キャンパス
参加大学名(合同ゼミのみ): 城西大学、中央大学(経済学部)、神奈川大学
参加学生数(学年別): 15名

ゼミナール大会等報告

討論部門は10時から17時まで行われた。御船ゼミは、高齢化班(7名)(部門番号13:社会保障論、10:00~12:30)と少子化班(8名)(同、14:30~17:00)に分かれて討論に参加した。

高齢化班は、城西大学西山ゼミと討論を行った。2つのゼミは、それぞれ事前に論文を作成し、それを交換したうえで討論に臨んだ。各ゼミの論文名は以下の通りである。御船ゼミ(高齢化班):「高齢者にとっての年金と介護の現状と、現代社会における打開策―社会保険制度として年金と介護が抱える共通の問題を考える―」。西山ゼミ:「高齢者のQOLを考える~高齢者の経済状況と格差問題および高齢者の状況に応じた生活支援の在り方~」。分科会における討論のテーマは①年金の支給開始年齢引き上げ、②高齢者の雇用確保と生活支援、③社会保障と自助の関係、等であり、それぞれのテーマについて、活発な議論が行われた。

一方、少子化班は中央大学(経済学部)鬼丸ゼミBパートおよび神奈川大学玉井ゼミA班と討論を行った。各ゼミは事前に論文を交換したうえで討論に臨んだ。各ゼミの論文の題名は以下の通りである。御船ゼミ(少子化班):「出生率の回復~誰もが子育てしやすい環境づくり~」。鬼丸ゼミ(Bパート):「男性の育児参加を叶えるために~パパデビュー休暇の導入~」。玉井ゼミ(A班)「待機児童問題」。分科会における討論のテーマは①育児休業制度の改善、②男性の育児参加を増やすための方策、②待機児童問題の解決策、等であり、このセッションでも、各テーマについて、積極的な発言が相次ぎ、活発な討論が展開された。

今回、インナー大会に参加することにより、論文作成の段階から質問書・回答書の交換を経て討論会本番での議論までのプロセスにおいて、ゼミ生は多くの経験を積み、さまざまなことを学んだといえる。