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ゼミナール大会等報告書

ゼミ名:御船洋ゼミ
授業名:演習Ⅱ
開催期間:2017年12月9日
開催場所:近畿大学東大阪キャンパス
参加人数:15人
参加大学:中央大学(経済学部)、法政大学

ゼミナール大会等報告

討論部門は、10時から15時まで行われた。御船ゼミは、高齢化班(7名)(分野番号14:社会保障論)と少子化班(8名)(分野5:経済政策)に分かれて討論に参加した。 
高齢化班は、中央大学(経済学部)佐藤ゼミ年金班と討論を行った。2つのゼミは、それぞれ事前に論文を作成し、それを交換したうえで討論に臨んだ。各ゼミの論文名は以下の通りである。御船ゼミ(高齢化班):「高齢者にとっての年金と介護の現状と、現代社会における打開策―社会保険制度として年金と会後が抱える共通の問題を考える―」。佐藤ゼミ(年金班):「年金制度の現状と今後~社会保障の観点から考える~」。分科会における討論のテーマは①離職年齢と年金受給年齢を共に70歳に引き上げる案、②政府による高齢者の雇用支援、③高齢者の生活支援、④社会保障と自助の関係、等であり、それぞれのテーマについて、活発な議論が展開された。
一方、少子化班は法政大学藤村ゼミB班と討論を行った。各ゼミは事前に論文を交換したうえで討論に臨んだ。各ゼミの論文の題名は以下の通りである。御船ゼミ(少子化班):「出生率の回復~誰もが子育てしやすい環境づくり~」。藤村ゼミ(B班):「晩婚化・非婚化の解決策に向けて―晩婚化・非婚化がもたらす少子化への影響―」。分科会における討論のテーマは①育児休業制度の改善と企業における育児休業への認識の改善、②待機児童問題解決を目的とした幼保一元化、③結婚率を上昇させるための解決策、等であり、このセッションでも、各テーマについて、積極的な発言が相次ぎ、活発なディスカッションとなった。
今回、インター大会に参加することにより、論文作成の段階から質問書・回答書の交換を経て討論会本番での議論までのプロセスにおいて、ゼミ生は多くの経験を積み、さまざまなことを学んだといえる。