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ゼミナール大会等報告書

ゼミ名:三木 朋乃ゼミ
授業名:演習Ⅱ
開催期間:2017 年 9月 24日〜26日
開催場所:徳島大学
参加人数:8人
参加大学:徳島大学

ゼミナール大会等報告

徳島大学松嶋ゼミと毎年行なっている卒論中間報告大会を行なっている。同じ経営を学ぶゼミ同士が、卒論で取り組んでいる研究を互いに発表することで、意見交換を行い、よりよい論文に仕上げることを目的としている。今年は徳島大学にて開催した。
卒論発表は、各自の研究内容発表を行なったあとに質疑応答の時間をとる形で行われた。同じ領域を学ぶ同士でありながら、問いの立て方や仮説構築方法、調査方法などにはそれぞれのゼミごとに特徴があり、各ゼミの良いところ、改善すべきところが学べたように思う。とりわけ、松嶋ゼミの卒業論文は、調査方法において自らの足で稼ぐ方法をとっており、一次データにもとづく仮説検証を行なうことの意義について学ぶところが大きかった。
卒論発表の前後では、徳島県内の3つの企業訪問も行なった。一つは、「葉っぱビジネス」である。徳島県では過疎化が進んでいるが、高級料亭等で使われるもみじなどの「葉っぱ」を活用したビジネスで成功をおさめている。その主役は高齢者であり、タブレットPCを駆使して、仕事励んでいる様子を実際に農家を訪問して見学させていだいた。次に「えんがわオフィス」というサテライトオフィスも見学させていただいた。ITが発達した昨今、田舎にオフィスをもうけても仕事が成り立つことを学んだ。仕事とは何か、働くとは何かについて考えさせられた。最後に、徳島県を代表する大企業である大塚製薬も訪問した。今回は医薬品と食料品の工場を訪問させていただき、ものづくりの現場を見学させていただいた。
卒論発表に加えて、徳島の地ならでは企業訪問も行うことができ、総じて有意義な合同ゼミとなった。