商学部酒井 麻衣子ゼミ 実態調査報告

タイトル: 酒井麻衣子ゼミ 実態調査報告
授業名: 演習Ⅰ
調査日: 2017年9月13日~9月15日
参加学生数: 3年生21人
調査先: 関東西濃運輸前橋支店
さくら産業株式会社
秩父銘仙館

調査の趣旨(目的)

共同でプロジェクトを行っている株式会社エムール様の事業に対する理解を深め、今後プロジェクトを進めるにあたり課題解決への切り口を増やすことが今回の調査目的である。そのために配送拠点である【関東西濃運輸前橋支店】、取引先の布団工場【さくら産業株式会社】様を視察し、生産・物流の2点から小売業の仕組みを理解する。さらに【秩父銘仙館】では同地域における織物産業の歴史を探り同産業がどのように形成されてきたか学習する。

調査結果

【関東西濃運輸前橋支店】の視察では、配送業務を担っている【株式会社鹿沼梱包運輸】様から商品の受注から発送に至るプロセスをご説明いただき、日常生活の中であまり目にすることのできない物流という過程を把握することができた。物流の仕組みを理解すると同時に、タイムスケジュール管理や商品の仕分け等において倉庫内には迅速な発送を可能にするため様々な工夫が施されていると体感した。
【さくら産業株式会社】様では寝具が綿の状態から機械、人の手によって形づくられる一連の流れを辿りながら布団の製造工程を学んだ。手作業で行われる工程は想像以上に多く、手作業だからこそ表現できる温かさ柔らかさ、細部までのこだわりを感じた。調和のとれた機械と人の手の融合、日本のモノづくりを支えている熟練技術を目の当たりにし、さらに外国人労働者が多く在籍する中、この技術がどのような雇用制度の下で継承されているのか知ることができた。
最後に訪問した織物に関する資料館【秩父銘仙館】には織り機、織物等が展示されており秩父の基幹産業として栄えた織物産業の伝統技術が後世に継承され続けていることを体感した。蚕糸が織物になるまでの工程や国の伝統工芸品に指定された秩父銘仙を見学しながら、秩父における養蚕業発展の歴史を辿り、上記2か所とはまた異なった時間的な切り口で、秩父における同産業を捉えることができた。
視察後、株式会社エムール様とワークを行った。商品開発や生産・物流に関して小売業の視点で考察し、視察で得た情報を交えながらエムール様の事業内容への理解を深め、さらに各班が取り組んでいる研究プロジェクトの進捗状況を共有しフィードバックをいただいた。
今回の訪問で寝具、織物産業について様々な視点から見つめることができ、今後の活動に際して大きな収穫を得られた。