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久保 知一ゼミ 国内実態調査報告

2016年9月13日~9月16日
演習Ⅰ(久保知一ゼミ)
霧島酒造ファクトリーガーデン、都農ワイナリー

かつて焼酎産業では麦焼酎が主流であり、芋焼酎は「芋臭さ」を理由に低いシェアに甘んじていた。そんな中、霧島酒造は芋臭くない芋焼酎として主力製品の黒霧島を開発し、現在では焼酎産業のトップにある。こうしたシェア逆転の背景をお聞きするべく、霧島酒造を訪れ、担当者の方から当時の営業活動やマーケティングについてのお話を伺った。工場見学では、特殊な芋を用いた生産工程をつぶさに見ることができ、大変貴重な体験となった。また、都農ワイナリーでは、雨が多いためにぶどう栽培に適さないとされてきた宮崎にて、地元産のぶどうだけを用いてワインを生産するようになった経緯を知ることができた。