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西川ゼミ 実態調査報告

調査日:2017年2月8~9日
参加学生数:2年生16人、3年生10人
調査先:伊豆高原地区(水環境調査)

調査の趣旨(目的)

ゼミ研究発表会と伊豆高原地区の水環境調査を実施した。水環境調査は一般的な評価項目と分析項目について学習した後、各班に分かれて実際に伊豆高原地区を歩き、水中の微生物検査と化学的酸素要求量(COD)を含む水質分析3項目を実施した。環境と社会活動など研究テーマを発表し、意見交換を行った。

調査結果

研究発表会は活発な議論となり、有意義であった。水環境調査は、伊豆高原地区の神社の池、足湯場の水、海の岩場、プール、足湯と海水の合流地点の5サイトで実施した。微生物検査(一般生菌および大腸菌群)の結果はすべて陰性であった。水質汚濁の指標であるCODは、5から7.5 mg/Lと日常で不快を感じない程度であった。リン酸や亜硝酸値の結果も含め調査サイトの水質を検討すると、近隣家庭等から調査採水サイトへ家庭雑排水が流入しているが、生活に問題はないと推察された。