学生留学体験記

最終日に、先生・クラスメイトと共に

2016年の夏休みに約一ヶ月間、ロシアのモスクワ市内にあるプーシキン記念ロシア語大学へ留学しました。元々高校生の頃にロシア語の基礎を独学で勉強しており、大学に入ってから第二外国語として本格的に勉強し始めました。そして単に教科書だけではなく実際に現地で本場のロシア語を学んでみたいと思い、留学を決意しました。
現地での授業はレベルが高く、課題も多いので朝から晩まで勉強しなくてはいけませんでしたが、その分日に日に語学力がついていくのを実感できました。
特に印象に残っていることはサンクトペテルブルクへの旅行で、連休の際にモスクワからはるか北へ400マイル、約８時間かけて寝台列車で向かいました。切符をカッサ ( 切符売場 ) で予約するのにも言葉が上手く通じず、授業で覚えた単語を必死に絞り出しながらもなんとか切符が取れた時は自信につながりました。サンクトペテルブルク駅に降り立った時には眠気と冷気に耐えながらもその景色に感動したのを覚えています。
ロシアは馴染みが無く、怖いなどと思われがちですが、その様な偏見を取り払い様々な体験を通して知見を広げてください。