商学部

職業会計人の育成を目的としたシンガポール海外研修を実施しました

中央大学商学部では2023年度より、あずさ監査法人から寄付金を受けて、国際社会で活躍できる職業会計人の育成を目的とした海外研修を実施しています。第2回目となる今年度は、シンガポールにおいて、現地監査法人等の訪問調査を実施しました。

*本海外研修は「あずさ監査法人寄付講座特別奨学金」により、渡航および滞在費用をご支援いただきました。


  • 日程:2024年9月8日~9月12日
  • 引率教員:潮教授、川端助教
  • 参加学生数:13名

研修内容

春学期に実施した「公認会計士・監査法人の実務(有限責任あずさ監査法人寄附講座)」の講義内容を踏まえ、KPMG SingaporeおよびSony Electronics Singaporeを訪問しました。

研修では、それぞれの業務内容、日本人駐在員の活動、シンガポール法人の戦略位置づけ、求める人材像などについてご紹介頂いたのち、英語及び日本語でディスカッションを行いました。

参加者コメント

学生コメント


金井 彩子|会計学科 4年
奨学金をいただいて海外のオフィスに訪問するという貴重な機会をいただき、大変光栄です。海外で仕事をすることが私の将来の目標です。今回の研修では、英語で意見を言う機会があり、目標に対する自分の実力不足を実感しました。母国語ではない言語で仕事をし、価値を提供している方々を目の当たりにし、専門知識を活かして海外で働くことへの憧れが一層強まりました。この研修を通じて、目標達成に向けてこれからも日々努力していく決意を新たにしました。

岡 恭史|経営学科 4年
私は将来、公認会計士としてグローバルに活躍できる人材になることを志しているため、現地の方のお話やディスカッションの機会は貴重な体験でした。本研修を通してグローバルで活躍するためには、自分がその環境で与えられる役割を理解することや見出すことが必要で、役割の幅を広げるために言語力や仕事のスキルが求められ、役割の理解や発見のために多くの人とのコミュニケーションが求められると感じました。

教員コメント


潮 清孝 教授
このような機会を頂いた、あずさ監査法人、KPMG Singapore、Sony Electronics Singaporeの皆様に心より感謝申し上げます。国際的に活躍する職業会計人の育成を目的として今回の研修を行いました。各法人・企業の業務内容に加え、現地で活躍されている方々の人柄や情熱にも触れる事ができ、知識や英語のみならず総合的な人間力の重要性を感じました。今回参加した学生達が将来世界の会計業界を牽引し活躍する事が一番の恩返しです。学生の皆さん、期待しています。

関連Webサイト

  • 【第1回】職業会計人の育成を目的としたドイツ海外研修を実施しました

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2023/09/67715/

  • 商学部プログラム科目「アカウンタント・プログラム」 Webページ

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/point/program/program_04/

  • 潮 清孝 教授 研究者データベース 

https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100003016_ja.html

  • 川端 千暁 助教 研究者データベース 

http://researchers.chuo-u.ac.jp/html/100003025_ja.html