学部・大学院・専門職大学院

授業特別協力者(ゲストスピーカー)報告書

授業日時

2018/5/21(月)2時限

授業名

Basic演習

授業場所

5307教室

参加学生数

1年生履修生20名

講演タイトル

レゴ(R)シリアスプレイ(R)で学ぶ「チーム力」

講演者

特定非営利活動法人THOUSAND-PORT代表理事 鈴木篤司氏

講演内容および効果

経済産業省は、若い職業人が身につけるべき「社会人基礎力」として、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力を提唱している。中央大学でも以前からC-Compassを用意してキャリア意識の形成で役に立っている。上記にあげた3つの能力の中で最も内包する能力要素が多いのが「チームで働く力」であるといわれているので、本授業では、チームビルディングやキャリアデザイン等に博報堂など多くの企業で導入されているレゴ(R)シリアスプレイ(R)というメソッドを用い、「相互理解による協働」「利己から利他」「自分ごとからチーム事」への転換へのアウェアネスを得ることを目的にした。
実施の結果、チームで問題解決をする為に必要な「在り方」に気づき、通常の授業では味わえない経験をさせることができた。学生の目は生き生きとしており、自ら発言していく積極的な行動が見て取れた。授業の中で、C-Compassの7つのコンピテンシーを利用しながら進めていただいたので、キャリアセンターが実施しているワークショップと同様の価値があった。時間が足りなかったが、最後のテーマは「架空のインターンシップでの最強のチームをつくるために一人ひとりがチームに果たす役割をLegoで考えるというもので大変面白い発想が生まれていた。最後に各自でマインドフルネス、セルフリフレクションの時間があったのも、大変良い経験になった。
Basic演習でまだまだ大学生としての経験は浅い中で、このワークショップを機に、前のめりの生活にマインドチェンジが出来たのではないかと感じた。