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ドイツにおける日本-日本におけるドイツ(市場 俊之ゼミ)

授業日

2015年11月26日(木)

授業名

ベーシック演習Ⅱ

授業場所

5303教室

履修人数

15名

授業実施結果

 "Intercultural cooperation or: What happens when Japanese and Germans jointly perform in business processes"というタイトルで、講演は約60分行われ、2時限目時間内で終了した。前もって講演資料を受け取り、時間をかけて予習したこともあり、英語による講演の内容をフォローすることができた。西洋(アメリカとヨーロッパ、ドイツ)と東洋(中国と日本)を地理歴史的に対比し、それらをバックボーンにする思考や行動様式の差異について具体例を示しながら、また、講師自身の体験も交えながら明らかにした。そして、非日本人と日本人の「協働」へのヒントが提示された。
 通常のゼミでは、日本人教員の下で文献資料を講読することを通じてドイツと日本を考えてきた。教員の私的ドイツ経験の披露と文献講読によって得られたことが、ドイツ人によっても述べられるという、ある種の「確認」ができた。同時に、学ぶことが現実を離れた空虚なものでは決してないことがわかった。
「新しい何か、従来とは異なる何かを求め自らアクションすること」の必要性と重要性を全身で感じる60分だった。