2026年6月22日(月)、商学部の「アカウンティング入門」(担当教員:大沼 宏 教授/中村 英敏 准教授)において、令和アカウンティング・ホールディングス株式会社/株式会社ミラクル経理 河合 雅文氏による講演を実施しました。
中央大学と令和アカウンティング・ホールディングス株式会社は、「包括連携に関する基本協定書」を締結し、AIやデータサイエンスを活用した会計実務に関する教育分野で連携しています。
『AIに経理の仕事は奪われる』は真実か?― 生成AIと未来の仕事のあり方を考える実践講義 ―
実施目的
AIにできること・人間にしかできないことの違いは何でしょうか。
昨今、AIにより様々な仕事が奪われるといわれているなかで、会計の仕事は早くから奪われる仕事の1つとしてあげられていました。
「経理はAIに奪われる仕事なのか?」という率直な疑問に、AI実務の実演を通じて、AI×経理の最前線を生きる公認会計士が語ります。
この講義を通じ、これからの時代に必要な能力・スキルを考え、今大学で学んでいる知識の重要性と、社会で活躍するためのリアルなイメージが湧くはずです。
4年間の学びを『未来の武器』に変えるヒントを持ち帰ってください。
実施結果
<特別講義の流れ>
① 講師自己紹介
② 生成AIの基本、何ができるか、AIの歴史・最新動向
③ AIを使った実例の紹介(会社調査、財務分析、専門的な税務相談)
④ AIによりできる・できない経理業務の分類
⑤ これからの時代に必要な経理人材スキル、AIスキルの勉強のコツ
⑥ 質疑応答
昨今、多くの学生が何らかの形でAIに触れてはいますが、ほとんどはチャットボットとしての使い方に留まっており、仕組みや最新動向まで積極的に知識を得ようとする学生は多くないように見受けられます。そこで、本授業でははじめに生成AIの仕組みや最新のAI動向を分かりやすくご説明いただきました。そして、経理職における3つの場面を想定し、実際に複数のAIを使用・比較しならが調査・分析やインフォグラフィックの作成などを実演していただきました。それぞれのAIの出力結果を踏まえて、概要調査からプロフェッショナルとしての調査、簡単な経理手続き、承認手続き、コミュニケーションなどに分けて、AIにどこまで任せられるか・任せられないかについて学生と一緒に考察を行いました。最後に、AIを踏まえてこれからの時代に求められる人材スキルと最新のAI動向に関する情報収集方法やAIスキルを鍛える勉強法についてご紹介いただきました。
質疑応答では想定をはるかに上回る多くの質問がよせられ、学生の高い興味・関心が伺えました。