商学部

「Jリーグ・ビジネス論Ⅰ(明治安田寄付講座)」にJリーグの竹渕祥平氏が登壇しました

商学部『スポーツ・ビジネス・プログラム』の科目の一つである「Jリーグ・ビジネス論Ⅰ(明治安田寄付講座:担当教員 渡辺岳夫)」に、5月29日(木)、Jリーグの事業マーケティング本部のマーケティング部長である竹渕祥平氏が登壇しました。


Jリーグ・ビジネス論は、主としてJリーグの各クラブの経営者・経営管理者が講師として登壇して、地域特性、スポンサー特性、スタジアム特性、サポーター特性を踏まえて、どのようなクラブ経営を行っているのかをご講義いただいています。

講義内容

 5月29日の授業では,主としてJリーグのマーケティング業務の実際について講演いただきました。

 最初に,Jリーグの基礎知識として,その歴史について簡単にご説明いただきました。1993年の開幕から,様々な課題や環境の変化を乗り越えつつ着実な成長を遂げてきたとされたうえで,2017年のDAZNとの契約が重要であり,それからデジタル化のための基盤(プラットフォーム)に投資し始めたとのことでした。

 続いて,Jリーグのマーケティング業務についてご説明いただきました。まずはマーケティング業務において重要なこととして,売れ続ける仕組みづくりが大事だと説明がありました。次に,Jリーグが定義するマーケティング業務,顧客購買プロセス(認知→興味・関心→招待・誘われ→購入・来場→応援→推奨・勧誘)に対応したマーケティング業務,Jリーグのマーケティング基盤としてのDXの変遷,インフラの基盤(ワンタッチパス,マーケティングデーターベース,マーケティングオートメーション,LINEミニアプリ)についてご説明いただきました。最後に,マーケティング業務の実際について言及され,Jリーグが採用しているマーケティング・フレームワークをご説明の上,とりわけライト層の来場を促す施策について丁寧にご説明いただきました。

 最後に,学生たちに集客に関する課題をご提示いただき,それをめぐって活発な意見交換が行われました。

関連リンク


  • Jリーグ

  Webサイト(外部リンク)
  https://www.jleague.jp/


  • 明治安田生命 Webサイト

  明治安田Jリーグ Webページ(外部リンク)
  https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/jleague/