商学部

オーストラリアでの海外インターンシップを実施しました

商学部プログラム科目『グローバル・プロフェッショナル・プログラム』の授業科目である「グローバル・キャリア/オーストラリア」で、海外インターンシップを実施しました。


日程:2024年8月8日~9月6日
参加学生数:4名

授業内容

商学部プログラム科目『グローバル・プロフェッショナル・プログラム』の授業科目である「グローバル・キャリア/オーストラリア」では、シドニーの現地企業でのインターンシップに参加します。旅行や留学では得られない経験をすることができ、将来の可能性が大きく広がります。 *本海外研修は「商学部グローバルインターンシップ奨学金」により、渡航費用の一部補助を受けています。

学生コメント

H.S.さん


私はシドニーにある日本の古本屋さんでインターンをしました。清掃・接客・レジ・データ管理・郵送・TikTokの毎日投稿・TikTokマーケティング・イベントやキャンペーンの考案など様々な業務をやらせていただきました。火曜日と水曜日がお店の定休日だったのでその2日間はエージェントのオフィスでTikTokのインサイトからマーケティングを行ったり、イベントやキャンペーンのアイデアをパワーポイントにまとめて木曜日に提案していました。苦労した点としては、TikTokの動画投稿です。オーストラリアでどういうTikTokがバズるのかなどの知識がなく苦戦しました。ですが結果的にTikTokを見て来店してくださったお客様がいてお店に貢献できやりがいを感じることができました。

週末はいつも友達と出掛けていてすごく充実した日々を過ごせました。また、ホームステイ先にも他の留学生が3人いたのでそれぞれの話を聞くのも楽しかったです。

Y.S.さん


2024年夏、Global Professional Programの一環として、Tillman Park Early Learning Centerでインターンシップを行いました。毎週9時から16時まで、0〜5歳の園児と遊んだり、食事の補助や掃除、日本文化の紹介を行いました。園児は簡略化された英語を使ったり、英語を話せない子もおり、さらにスタッフには独特な訛りがあり、コミュニケーションで苦戦しました。最初は戸惑いましたが、笑顔や積極的な姿勢、ジェスチャーや簡単な英語を駆使して言語の壁を乗り越えました。

また、異文化や異宗教に触れる機会が多く、新しい視点を得ました。この経験を通じて、子どもに関わる仕事への漠然とした夢が、子どもたちを間接的にサポートし、喜びや楽しさを提供する仕事がしたいという明確な目標に変わりました。

インターンシップ期間中、週末は友達とオーストラリア各地を観光しました。シドニーのオペラハウスやボンダイビーチを訪れたり、ブルーマウンテンズでハイキングを楽しんだりしました。現地のマーケットやレストランにも足を運び、オーストラリア独自の食文化や雰囲気を体験することができました。観光を通じてリフレッシュし、異文化への理解が深まりました。これらの経験は、インターンシップ中の学びをさらに豊かにしてくれました。

K.W.さん


私はシドニーの紀伊国屋書店でインターンシップを行いました。勤務時間は月曜日から金曜日の10時から18時でした。最初の週は、オフィスの方で本や文房具に貼るラベルの表記、その貼り方や本の分類の仕方を教わりました。次週には文房具の部署で商品のポップアップや接客等をしました。また、近くにある競合他社へ市場調査にも同行させて頂き、どのように差別化を図るかといったマーケティングの戦略についても学ばせて頂くことが出来ました。

その次の週は日本の書籍の部署で業務を行いました。新刊書籍の品出しや接客から、シールなどの小物にラベルを貼ったり、店内のマップをExcelで作成する等の多岐にわたる業務をさせて頂きました。1ヶ月という短い間に様々な部署での業務を体験させて頂けたことにとても感謝しています。

ホストファミリーには観光地やおすすめのレストランに連れて行ってもらい、週末も充実して過ごすことができました。

この1ヶ月間、常に温かく受け入れて貰えたことに感謝しています。英語を使って働ける自信を得たことで、今後のキャリアについて考えると胸が高鳴ります。

Y.L.さん


私はJTBオーストラリアという日系旅行業のお仕事に就かせて頂きました 。主にホテルやツアーの視察、情報処理、レポート作成を担当しました。毎週月曜日から金曜日の9時から17時30分まで働き、1〜3週目には、取引先のホテルやオーストラリア各都市のイベント情報をまとめたり、実際にホテルやツアー視察に同行しました。4週目には、オーストラリアの魅力を日本人に伝えるための現地調査レポートを作成し、InstagramやXを用いた情報発信の原稿も考えました。

苦労した点としては、お客様が喜ぶツアーや魅力的なスポットを提案することの難しさに直面したことです。お客様第一に考え、言葉遣いや文面に気を配りながら取り組みました。また、週末はシティで友達と食事をしたり観光したり、ホストマザーと一緒に食事を楽しむ時間もありました。

当初私は英語に自信がなく、会話にも不安がありましたが、このプログラムを通じてたくさんの人と出会い、積極的に英語を使うことで自信を持てるようになりました。何事も挑戦することが大切だと実感し、この経験を今後の自分に活かしていきたいと思います。

教員コメント

増田 桂子|商学部 教授


観光・留学で馴染み深いオーストラリアですが、日本の企業も多く進出しており、ビジネスにおいても日本と非常に関係の深い国です。今後も、互いに重要な貿易相手国として成長していくことが予想されます。オーストラリア最大の都市であるシドニーでインターンシップを行うこのプログラムは2022年度から始まり、3回目を迎えた2024年度には4名の学生が夏季休暇中にインターンシップを行いました。慣れない環境での研修・観光・留学で馴染み深いオーストラリアですが、日本の企業も多く進出しており、ビジネスにおいても日本と非常に関係の深い国です。今後も、互いに重要な貿易相手国として成長していくことが予想されます。オーストラリア最大の都市であるシドニーでインターンシップを行うこのプログラムは2022年度から始まり、3回目を迎えた2024年度には4名の学生が夏季休暇中にインターンシップを行いました。慣れない環境での研修・生活でしたが、1ヶ月の海外インターンシップを経験し、渡航前は漠然としていた働く自分の将来像の解像度がぐっと上がり、これからの目標や決意を新たにしたようです。帰国後の成長した姿を大変うれしく思いました。インターンシップのコーディネートや現地でのきめ細やかなサポートをしていただきましたキャリア・エンカレッジ株式会社様に、改めてお礼申し上げます。

関連Webページ