商学部

中央大学商学部で目指す「公認会計士」 ~ 令和6年度合格体験記 ~

更新情報:2024年12月23日 更新


 令和6年公認会計士試験に見事合格された方の体験記をご紹介します。

 中央大学には、公認会計士試験を目指す学生のため商学部「アカウンタント・プログラム」や、学内のダブルスクールである「経理研究所」で、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら、学び合う環境があります。

 これから中央大学商学部入学を希望する受験生の皆さま、公認会計士を目指そうと思われている皆さまにむけてのメッセージもいただきました。

*写真は昨年の合格祝賀会の様子です

2024年度 中央大学合格者情報(2024年12月23日時点


 合計 43名(商学部 29名、経済学部8名、法学部6名、国際情報学部1名)
  ※合格者本人の申し出による集計(卒業生も含む)、今後の調査により増える可能性あり

「進んでいる道は間違ってない」仲間と支え合いながら夢を実現させた!

轟木 明澄 さん|会計学科 フレックス・コース 3年(千葉市立千葉高等学校 出身)

公認会計士を目指そうとしたきっかけと時期
  私は大学受験で悔しい思いをし、公認会計士になれれば第一志望校に進学した以上に今後胸を張っていけるのでないかと考え、大学入学と同時に勉強をはじめました。

高校時代どんな勉強・活動に力を入れていたか
 高校時代は、部活動に力を入れていました。女子バレーボール部に所属しており、県大会ベスト8を目指して日々練習に励んでいました。練習が成果に結びつかず苦しい時期もあったのですが、メンバー同士で励まし、支え合って目標を達成することができました。部活動を通して精神面で大きく成長でき、この経験があったからこそ公認会計士試験を乗り越えられたと考えています。

大学に入学して苦労したこと、乗り越えたこと
 短答式試験の合格発表日までに成人式があり、そこで小・中学校の友達と会い、多くの子が大学生活を楽しみ、当日もカラオケでオールをしていました。しかし、私は大学生活を勉強に費やし、当日も次の日は勉強をしなければならないため誘いを断り、先が見えない不安と私も遊びたいという葛藤と戦いながら勉強を続けるのが大変でした。しかし、「2年間勉強してきて、ここで折れるわけにはいかない、今は努力して夢を実現させるぞ」と切り替えて勉強を続けました。 

中央大学商学部の授業と試験勉強の両立、相乗効果について
 会計学科の場合、会計系の授業が多くなり、会計士の勉強で先取りをすることとなるので授業の内容を理解するのに苦労することはほとんどありませんでした。また、逆に暗記で済ませてしまっていたところを勉強が進んでから再び授業で異なる視点からの解説を聞くことで理解を深めることができました。

合格までのスケジュール
 私は実家暮らしで学校まで片道2時間半かかるのですが、経理研究所で10時間の勉強時間は確保したかったので、毎朝7:30に着くよう5:00に家を出て、22:30には帰れるように20:00に帰っていました。

将来どんな仕事に取り組みたいか
 将来はクライアントに感謝されるような仕事ができるようになりたいです。そのためには、現在はグローバル展開している企業が多いのでそのような企業からの要望に応えられるよう、グローバル業務に携わって国内に留まらず、国外の最新の業界動向もキャッチアップし、会計面から企業のサポートをしていきたいです。

受験生に向けて
 私もそうだったように、今の受験生の方たちも先が見えず、不安な道を進んでいると思います。しかし、合格することができた今なら、「進んでいる道は間違ってない」と自信をもって言えます。上記で述べたように、中央大学には大学の授業と会計士の勉強を両立しながら夢を実現できる環境が整っています。決して楽な道のりではありませんが、仲間と支え合いながら整えられた環境の中央大学で夢を叶えてほしいです。

大学から簿記・会計の学修を開始 目標への弛まぬ努力で合格を掴み取った!

図師 大智 さん|経営学科 フレックスPlus1・コース 3年(山梨県立甲府東高等学校 出身)

公認会計士を目指そうとしたきっかけと時期
  高校三年生の秋に、知り合いで会計士試験に受かった人がいたことをきっかけに公認会計士という職業があることを知りました。自分で調べていくうちに会計、監査のプロとして企業の発展を支えることができることに魅力を感じ公認会計士を目指すことにしました。

大学に入学して苦労したこと、乗り越えたこと
 短答式試験直前、勉強が間に合っていなかったため点数が伸びず、合格できないかもと思うときがありました。しかし、当時担当スタッフとしてお世話になった先輩にたくさん相談に乗ってもらうことで、なんとかモチベーションを維持し合格することができました。

中央大学商学部の授業と試験勉強の両立、相乗効果について
 商学部の授業内容の多くは会計士試験の勉強で見たことがあるものであるため、授業を受けることで、試験勉強で学んだ内容を多面的に理解することができました。

合格までのスケジュール
 一日10時間を目安に日々の勉強のスケジュールを立てていました。勉強は経理研究所の自習室のみで行い、家では自由時間を過ごすことでメリハリをつけることを意識していました。

将来どんな仕事に取り組みたいか
 まずは会計、監査の専門家として財務的な視点から企業を支えられるようになりたいです。将来的には、大学で学んている経営の知識も活かして、ベンチャー企業の発展を直接サポートすることができる会計士になりたいです。

受験生に向けて
 私は大学に入学してから、会計士試験の勉強を始めました。勉強をする中で孤独を感じ、周りの大学生が羨ましくなることもたくさんありましたが、それでも机に向かうことができたのは学生スタッフの先輩方の支えがあったためです。
 中央大学で公認会計士を目指すことの魅力は、このように縦のつながりが非常に強いことにあると思います。また私も、そのような先輩方のような存在になれるよう、学生スタッフとして卒業まで時間、頑張りたいと思います。

高校の学びを深化させ、大学1年次の最短合格を実現!

伊藤 綾香 さん|会計学科 フレックスPlus1・コース 1年(岐阜県立岐阜商業高等学校 出身)

公認会計士を目指そうとしたきっかけと時期
  私は商業高校で簿記を学び始め、日商簿記3級から2級、1級へと学習を進めるうちに、会計という一つの分野で共通の考え方に従って様々な会計処理が整合的に定められている点が面白いと感じ、もっと深く会計学を学びたいと思うようになりました。また、自分が学んできた会計の知識を生かして企業の経営を支え、社会に貢献できる公認会計士という職業に魅力を感じ、高校2年生の時に公認会計士を目指そうと決意しました。

高校時代どんな勉強・活動に力を入れていたか
 高校では簿記部に所属していたこともあり、簿記が中心の生活を送っていました。簿記部では、検定取得だけでなく簿記の大会にも力を入れて活動していました。全国大会で優勝するという目標に向かって仲間と切磋琢磨しながら取り組む中で、簿記の力だけでなく精神的にも成長できたと思います。

大学に入学して苦労したこと、乗り越えたこと
 大学1年生の8月に論文式試験を控えていましたが、始めは慣れない大学生活や一人暮らしと試験勉強との両立が上手くいかず、思うように勉強を進められない時期がありました。しかし、一日の中で何をどれだけ学習するのか計画を立て、それを実行する形で勉強していくことで、勉強するときの集中力やモチベーションを維持することができ、効果的・効率的に時間を使うことができるようになりました。

中央大学商学部の授業と試験勉強の両立、相乗効果について
 商学部の授業は、会計士試験の試験範囲と被っている内容も多く、試験勉強との両立はしやすいと思います。授業では、事例やその理論の背景なども含めたより詳しい説明を聞くことができるため、自分の中でその分野に対する理解が深まり、試験勉強で暗記しなければならない用語や理論を頭に入れやすくなったと感じます。

合格までのスケジュール
 一日10時間以上は勉強時間を確保できるよう、授業以外の時間はほぼ全て試験勉強に使っていました。

将来どんな仕事に取り組みたいか
 大学卒業後、まずは監査業務に従事し、自分の培ってきた知識を実務で役立てられるように多様な経験を積んでいきたいです。

受験生に向けて
 中央大学には公認会計士を目指す仲間が多くおり、その仲間と切磋琢磨しながら試験勉強に励むことができます。同じ目標を持つ人が周りにいることは、勉強のモチベーションを維持したり様々な情報を共有したりできるなど多くのメリットがあると思います。ぜひ、公認会計士試験合格のための環境が整った中央大学で会計士を目指してみてほしいです。

同じ目標の仲間と一緒に、強い意志をもって勉強に取り組むことができた

林 玲菜 さん|会計学科 フレックスPlus1・コース 3年(富山県立高岡商業高等学校 出身)

公認会計士を目指そうとしたきっかけと時期
  私は高校の時に簿記の勉強を始めたのがきっかけで公認会計士という仕事を知りました。初めは日商簿記1級に合格することを目指して勉強していましたが、もっと突き詰めて勉強したいと思うようになり、公認会計士を目指すことに決めました。

高校時代どんな勉強・活動に力を入れていたか
 私は高校時代に簿記の部活に所属していたので日商簿記検定の取得や簿記の大会で入賞することに力を入れていました。また、全商検定に合格するために英語や情報処理の勉強にも力を入れていました。

大学に入学して苦労したこと、乗り越えたこと
 大学に入学して初めて一人暮らしをすることになったので家族に頼ることもできず、すべて自分ひとりで生活しないといけないという不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、経理研究所に入って同じ境遇の友達がたくさんできたので困ったときは支え合って勉強を続けていくことができました。

中央大学商学部の授業と試験勉強の両立、相乗効果について
 商学部の授業と試験勉強の内容は重なる部分が多く、
先に試験勉強で学んだことを授業で再び学ぶことが多かったので復習にもなり効率的に勉強することができました。また、授業でしか学んでいないことが試験に出題されることもあったので良い相乗効果が得られました。

合格までのスケジュール
 毎日12時間以上勉強することを目標にしていました。少しでも勉強時間を増やすために食事のときや歯磨きをしているときにも勉強をしていました。

将来どんな仕事に取り組みたいか
 私は将来、企業が抱える課題に親身になって耳を傾け、最適なアドバイスをし、多くの企業から信頼される公認会計士になりたいと考えています。そのために、様々な企業の監査に携わり専門的な知識を身に付けていきたいです。

受験生に向けて
 私は進路選択の際に公認会計士を目指すのであれば、大学に行かなくてもよいのではないかと考えていましたが、実際に中央大学経理研究所に入ると、同じ目標を持った友達や勉強をサポートしてくださるスタッフや講師の方、授業と試験勉強を両立しやすい環境が整っていて本当に中央大学に入学できてよかったと思いました。公認会計士を目指す方は是非、中央大学に来てみてください。

先輩方・先生方のサポートを受けて、最後まで諦めず取り組むことができた

今木 亜弥 さん|会計学科 フレックスPlus1・コース 3年(岐阜県立岐阜商業高等学校 出身)

公認会計士を目指そうとしたきっかけと時期
  私は商業高校に通っていたこともあり、高校時代から会計について学んでいました。そのため、自分の将来を考えた際に、自分が学んだ会計の知識を活かすことの出来る職に就きたいと考えておりました。高校生の頃、会計について学んでいく中で、公認会計士という職業を知り、監査を通して社会に貢献したいという思いから、公認会計士を目指すようになりました。

大学に入学して苦労したこと、乗り越えたこと
 大学入学後も会計の学習を続けておりましたが、その成果が思うようにあらわれず、自分に公認会計士は向いていないのかと考えることもありました。しかし、多くの先輩方に学習のアドバイスや、励ましの言葉をいただき、頑張ることができました。

中央大学商学部の授業と試験勉強の両立、相乗効果について
 商学部の授業は、公認会計士試験の学習と繋がる部分が多く、授業で学んだことが、試験勉強として行ってきたものの理解をより深めることになりました。

合格までのスケジュール
 授業がある日は10時間程度、授業がない日は13時間程度の勉強時間を確保するようにしていました。また、最低でも6時間の睡眠時間は取るようにしていました。

将来どんな仕事に取り組みたいか
 私は、まずは監査業務に専念したいと考えています。企業に寄り添い、支えることの出来る公認会計士になりたいです。

受験生に向けて
 中央大学には、公認会計士を目指すために最適な環境があると思います。そして、資格取得を目指す学生がとても多いです。中央大学で、切磋琢磨できる仲間と共に、公認会計士を目指してみませんか。

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