商学部

商学部学生が「アカウンティングコンペティション2023」において『審査員特別賞』を受賞しました

商学部学生が、会計分野における大学生の研究発表会「アカウンティングコンペティション2023」に参加し『審査員特別賞』を受賞しました。

受賞内容

「アカウンティングコンペティション2023」は、会計分野における大学生の研究発表会です。

2023年12月24日(日)にプレゼンテーションが実施され、23大学(29ゼミ、71チーム)の学生が参加しました。
そこで商学部川端ゼミの学生が発表し『審査員特別賞』を受賞しました。

アカウンティングコンペティション2023


〈川端千暁ゼミ〉
テーマ:『ニューロダイバーシティ ー人的資本開示の発展の提言ー』

概要:
2023年3月31日決算以降、上場企業などを対象に人的資本の情報開示が義務化された。現状、障がい者に関しては雇用率の目標と実績の推移が最も進んだ人的資本の開示だと思われるが、他のダイバーシティ特性(例えばジェンダーに関する開示)では、男女の賃金格差等に関する開示が進んでいる。
本研究では、ニューロダイバーシティ人材(ND人材)に着目し、その雇用を促進する人材サイトのデータを調査した。その結果、ND人材と全体の平均賃金とで大きな乖離はなく、職種によってはND人材が上回っていることが明らかになった。また、ND人材のほうが平均賃金が低い職種でも、かなり高い金額が提示されることもあり、能力のある人材が適切に評価されていることが分かった。
現状の分析から、本研究では、今後ND人材の賃金格差等に関する開示が充実させることを提言した。我々は、開示の充実により、ND人材が自分たちの能力や働き方にあった会社を選びやすくなり、ND人材の活躍が増えて、企業の利益にもポジティブな影響を与えると考える。

発表者:川端ゼミ(チーム名:川端ゼミ チームND)
・中村 栞(会計学科|3年)
・光谷 遥名(会計学科|3年)

受賞:審査員特別賞

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