商学部プログラム科目『グローバル・プロフェッショナル・プログラム』の授業科目である「グローバル・キャリア/モンゴル」で、海外インターンシップを実施しました。
日程:2023年8月5日~8月24日
参加学生数:3名
授業内容
商学部プログラム科目『グローバル・プロフェッショナル・プログラム』の授業科目である「グローバル・キャリア/モンゴル」では、現地企業でのインターンシップに参加します。旅行や留学では得られない経験をすることができ、将来の可能性が大きく広がります。 *本海外研修は「商学部グローバルインターンシップ奨学金」により、渡航費用の一部補助を受けています。
学生コメント
荒澤 優希|国際マーケティング学科 フレックス・コース 2年
私のインターンシップ先である新モンゴル学園は、日本式の教育が取り入れられており、またモンゴル国内でトップ3に入るとても優秀な高校です。加えて、生徒は普段から日本語を勉強しており、将来日本へ留学を希望する生徒が多く在籍する高校です。私は、新モンゴル学園のサマースクールで、約3週間、クラス担任と日本語教師として、インターンシップに参加しました。インターンシップでは、クラス全員で日本語を使ったショートムービーをつくったり、日本語の授業では、読解と聴解の授業を担当し、教案の作成から授業で実践するところまでを経験しました。授業の進め方は特に決まりがなかったため、自分で資料を作成したり、ゲームや日本の歌を交えたり、日本文化について雑談をしたりと、自分の想像力や発想力が試された期間でした。また、どのような授業をすれば生徒が日本に興味をもってくれるのか、外国から見た日本はどんな国なのかなど、改めて日本という国について考える機会になりました。放課後には、生徒と遊園地に行ったり、公園で自転車のレースをしたり、週末には、モンゴル人の先生方とゲルキャンプに行き、大自然の中で乗馬を楽しんだりと、生徒や先生方と共にとても充実した時間を過ごしました。
安藤 春佳|国際マーケティング学科 フレックスPlus1・コース 2年
私はモンゴルの日系合弁企業であるTDB Leasing で2週間のインターンシップと2泊3日の地方旅行をしました。私はこの滞在中に、自分の殻を破り新しいことに多くチャレンジすることができました。また何事にも好奇心をもって積極的な姿勢で取り組む大切さを知り、自信を養うこともできました。インターンシップでは様々な取引先企業や工場などへの訪問をしたのち、レポートを作成しました。他にも日本人の社長やモンゴルの社員の方々とも交流する機会が多くあり、メモを取ること・質問をすること・感謝の意を伝えることを特に意識して過ごしました。これらの簡単な行いがコミュニケーションを深め、自分の好奇心をも高めることができました。とても優しい社員の方々に恵まれ研修以外の時間もとても幸せに過ごせました。休日には大草原で乗馬を楽しんだり、地方旅行ではラクダに乗る体験やゲルでの宿泊など、モンゴルの自然と文化に触れることができました。
内藤 夕葵|会計学科 フレックス・コース 2年
私はモンゴル日本センターというJICAの関連施設でインターンシップに参加しました。日本語教師のアシスタントやモンゴル文化を日本に伝えるための広報の記事制作の手伝いを行い、日本語の難しさや日本とモンゴルの相違点について深く学びました。また、その中でモンゴル人と日本人の考え方の違いを知り、ターゲットを明確にして説明をすることの重要さを学びました。そしてインターンシップ終了後、2泊3日の旅行に行きました。日本では見ることのできないような雄大な自然が広がっていて、とても感動しました。さらに、旅行の際のガイドスタッフとのやりとりや、インターンシップ期間のホテルの予約も自分たちで行いました。その経験から、自己解決力が身に付いたと思います。私は将来海外に携わる企業で働きたいと考えているため、今回のインターンシップで日本と外国との違いやコミュニケーションの取り方を学ぶことができ、今後の人生に活かしていきたいと思います。
教員コメント
高岡 正人|商学部 特任教授
モンゴルは、私が特命全権大使として三年間駐在した、とても縁のある国です。プログラムでは、①何事にも怖けず自信を持って積極的に立ち向かうモンゴル人気質から刺激を受けること、②日本に対して深い敬意と親近感を持つモンゴルに身を置くことで、日本という国を見つめ直すきっかけとすることを目指しました。この夏の経験を通じて、履修生全員が随分と成長したことが感じられ、とても誇らしく思っています。インターンシップ先は、私が信用する企業、団体にお願いして快く学生を受け入れて頂きました。各関係先に対して改めてお礼申し上げます。