商学部

市場教授が体操競技「国際マスターズチームカップ」でチーム2位・個人10位を獲得しました

2023年10月18日

商学部の市場俊之教授が、ドイツで開催された体操競技「国際マスターズチームカップ」に出場し、日本チームとして2位、個人として10位を獲得しました。

大会情報

表彰状

大会名:国際マスターズチームカップ|International Masters Gymnastics Team Trophy
場所:ドイツ・アインベック市
成績:日本チーム2位、個人10位


「ドイツー日本ーイギリスーアメリカ」による「4ヶ国対抗戦(男女)」として開催され、30代から70代以上までの選手が出場した。

市場教授の競技映像[つり輪]

教員コメント

体操競技に関わって50年以上、これまでも小さな国際競技会に出たことはありますが、今回のようにJAPANを背負ったのは初めてです。オープニングで各国の国歌が流れましたが、君が代でチームメイトとともに感動しました。選手ごとかもしれないし、お国柄かもしれませんが、30歳から超70歳のマスターズ大会、個性的な演技が披露されました。17時に始まった試合は、21時過ぎに終了し、ただちに表彰式でしたが、賑やかなセレモニーでした。それだけ、各国選手と運営関係者が緊密になったということでしょう。引き続き深夜までBBQパーティ、試合後の老体にはハードでした。
参加4ヶ国、それぞれ国内マスターズが行われていますが、今回のように「共通ルール」で国際交流するのは、おそらく初めてでしょう。準備段階から、この歴史的なイヴェントに関われました。体操競技のマスターズが今後も「持続可能」かどうか、現時点ではやや不透明ですが、続けられるよう尽力しなければならないと考えています。
さあ学生諸君、どんな分野でも構わないです。異文化に触れてカルチャーショックのシャワーを浴びよう!そして新たな自分に気づこう!


市場 俊之 教授[担当科目:健康・スポーツ(トランポリン)、スポーツ科学(スポーツの歴史と動きの見方)など]
中央大学教授、スポーツ運動学専攻。スポーツ史にも高い関心を持つ。1957年宮城県柴田郡大河原町生まれ。宮城県白石高等学校から一浪後、東京学芸大学へ進み、同大学大学院修了。その後、当時の西ドイツ・チュービンゲン大学に7年間留学。1993年4月から中央大学。1999年4月から中央大学在外研究制度により、再びチュービンゲン大学にて研究生活を送り、著書『男子体操競技』の底本となる学位論文を仕上げる。中学入学と同時に体操競技と出会う。中学時代は東北大会、高校時代はインターハイ参加のみ。大学時代にはアキレス腱を断裂するも、インターカレッジ2部で入賞経験あり。ドイツ時代も含め、今なお現役選手としてマスターズ大会に参加し続けている。

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