商学部

高岡特任教授が翻訳した書籍「裏切り者は誰だったのか」が出版されました

2023年09月05日

商学部の高岡正人特任教授が翻訳(共訳)に携わった書籍「裏切り者は誰だったのか(原書房)」が出版されました。

刊行情報

タイトル:裏切り者は誰だったのか CIA対KGB諜報戦
著者:ハワード・ブラム (著), 芝 瑞紀 (翻訳), 高岡 正人 (翻訳)
出版社:原書房


CIAの対ソ連防諜責任者だったピート・バグレーは、ある囮スパイの存在からCIA内部にKGBの密告者が潜んでいると確信する。疑惑が新たな疑惑を呼ぶ諜報戦の闇を、元『ニューヨーク・タイムズ』の名物記者が記す話題の書。[原書房Webサイトより引用]

教員コメント

東西冷戦時代の壮絶な諜報戦、特に闇の世界に棲む二重スパイについての息を呑むようなエピソードがふんだんに詰まったノンフィクション作品です。プーチン大統領が元KGBであることが象徴的ですが、現在進行中のウクライナ戦争、米中対立の深刻化などで各国が諜報戦を繰り広げていることを想像すると、今の時代に通じる一冊であると思います。


高岡 正人 特任教授[担当科目:国際関係論、グローバルキャリア/モンゴル など]
東京大学教養学部卒。ハーバード大学ケネディスクール行政大学院で修士号取得。外交官として、インド、英国、豪州などで海外勤務経験があり、外務省経済局参事官、財務省国際局審議官などを経て、イラク、モンゴル、クウェートで特命全権大使を務める。

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