商学部

寺本教授が2023 Global Marketing Conference「Best Conference Track Paper Award」を受賞しました

商学部 国際マーケティング学科の寺本 高教授の共著論文 “Impact of Retailers’ Goal-directed Motivational Promotions on Customers’ participation” が、2023 Global Marketing Conference「Best Conference Track Paper Award」を受賞しました。

受賞内容

受賞者名:寺本 高(中央大学 商学部 教授)、鶴見 裕之・本橋 永至(横浜国立大学大学院 国際社会科学研究院 国際社会科学部門 教授)
学会名:2023 Global Marketing Conference at Seoul
論文タイトル:“Impact of Retailers’ Goal-directed Motivational Promotions on Customers’ participation” (邦題:小売業者の目標指向型動機づけプロモーションが顧客の参加に与える影響)


この国際会議は,2年に一度開催され,世界最大のマーケティング組織である米国マーケティング学会をはじめ,欧州マーケティング学会,オーストラリア&ニュージーランドマーケティング学会,日本商業学会,韓国マーケティングサイエンス学会が共催する会議です。

 

この研究では,スーパーやドラッグストアが実施している段階別報酬提供スタンプキャンペーン(例:スタンプ5個で100ポイント(第一段階),10個で300ポイントのプレゼント(最終段階))において,報酬の段階別の提供方法と広告表示方法を変えることによるキャンペーンへの参加やゴール達成の効果をキャンペーン実績データ解析と改善実験より明らかにしました。具体的には,第一段階を達成した参加者が最終段階の達成を目指す際に,最終段階で得られる報酬を達成時ではなくスタンプ1個獲得するごとに前もって分割して提供することにより,より最終段階の達成見込みが高まることが明らかになりました。

教員コメント

寺本 高(中央大学商学部教授)


国際学会でそれなりの評価を頂戴し大変光栄です。今後より一層精進してまいります。

関連Webサイト