商学部

「Jリーグ・ビジネス論Ⅰ(明治安田生命寄付講座)」にFC琉球 執行役員マーケティング部長の川崎龍吾氏が登壇しました

商学部の『スポーツ・ビジネス・プログラム』の科目の一つである「Jリーグビジネス論Ⅰ(明治安田生命寄付講座:担当教員 渡辺岳夫)」に、6月29日(木)、FC琉球の執行役員マーケティング部長の川崎龍吾氏が登壇しました。


「Jリーグ・ビジネス論」では、主としてJリーグの各クラブの経営者・経営管理者が講師として登壇して、地域特性、スポンサー特性、スタジアム特性、サポーター特性を踏まえて、どのようなクラブ経営を行っているのかをご講義いただいています。

 629日の授業では、沖縄発のゲームチェンジャークラブのマーケティング実務(カリスマ社長直下のプロジェクト・マネジメント)というテーマで、ご講演いただきました。

 川崎氏がFC琉球に着任されてから、倉林社長から課されたミッションの一つは、カテゴリーはJ2から3に落ちたばかりなのにホームゲームの平均集客数を3000人にする、ということでした。コロナ渦でサポーターがライト化する傾向の中、データ分析の結果と沖縄の地域性・県民性を考慮して、家族連れがワクワクするイベント企画(子供が親を誘う仕組みづくり)と、沖縄のローカルに根差した企画(郷土愛に刺さるコンテンツづくり)を徹底した結果、6月時点で平均来場者数は2572人と、かなり目標に近づいているとのことでした。

 その他にも、倉林社長からは、グッズの内製化やFC RYUKYUコインの価値向上といったミッションを課され、前者についてはマスコットのジンベーニョの商品化強化、観戦体験と連動した商品(ペンライト等)の考案など行い、後者についてはグッズコンテンツの投票、試合に勝つとFCRコインを買い戻す等(買い戻したFCRは強化費・育成費へ)の施策を行ったとの説明がなされました。

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