朴宰佑教授の共著論文が食心理学分野のトップジャーナルのひとつである『Food Quality and Preference』に掲載されました

著者名：王子寧（中央大学大学院商学研究科博士前期課程、筆頭著者）、朴 宰佑（中央大学商学部教授、責任著者）
雑誌名： Food Quality and Preference
論文タイトル：「“Human-like” is powerful: The effect of anthropomorphism on psychological closeness and purchase intention in insect food marketing」

本研究は、昆虫食のパッケージにおける昆虫イメージの擬人化が消費者の昆虫食の購入意向に与える影響を２つの実験によって検証しました。その結果、昆虫イメージを擬人化した場合はそうでない場合に比べ、昆虫食の購入意向を有意に高めることが確認されました。また、こうした購入意向に対する擬人化効果は、昆虫イメージの擬人化が消費者の昆虫食に対する心理的親密性を高めることによって生じることが明らかとなりました。さらに、昆虫イメージの擬人化効果は消費者の食物新規性恐怖の水準によって調整されることを確認しました。

＊論文はエルゼビア社が運営する「Science Direct」でご覧いただけます。
　なお、2023年7月18日まではコチラのリンクから論文を無償で閲覧/ダウンロードすることができます。