スポーツ政策学生会議において、渡辺ゼミの学生が優秀賞を獲得しました

スポーツ政策学生会議（SPJ）において、渡辺ゼミの学生が優秀賞を獲得しました。

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　中央大学商学部渡辺ゼミのグループは、大学生による日本のスポーツ政策やスポーツ産業振興策についての研究成果を発表し議論する場である、日本スポーツ産業学会主催の2022年度スポーツ政策学生会議（Sport Policy for Japan；SPJ、2022年10月29・30日開催）において、「プロスポーツ組織の地域貢献活動が観客の再観戦意図に及ぼす影響に関する実証研究：読売ジャイアンツのファームの試合におけるイベントの効果の究明を中心として」というテーマで研究報告を行い、プロスポーツ組織の地域貢献活動に関する提言・研究として優れた評価を獲得し、優秀賞を受賞しました。

　SPJは2011年から毎年開催され、スポーツ産業学会が主催する学術的なプレゼン大会です。本年度の学生参加者数は278名（53のグループ）であり、日本におけるスポーツ政策やスポーツ産業に関する大会としては最大規模となっています。

　優秀賞を受賞した渡辺ゼミのグループは、約1年間に及ぶ研究活動の中で、プロ野球においてはこれまで地域貢献活動に関する取組みが相対的に少なく、その効果も明らかにされていないことを問題意識に据え、実際に学生主体で読売ジャイアンツのファームの試合において地域課題の解決に資するイベントを企画・実践したうえで、来場者の地域貢献活動に対する認知が将来においてもジャイアンツの試合を観戦する意図（再観戦意図）に及ぼす効果を統計的に実証しました。そして、その分析結果に基づき、プロ野球組織に対して、地域貢献活動の実践について積極的な提案を行いました。