商学部

「Jリーグ・ビジネス論Ⅰ(明治安田生命寄付講座)」に川崎フロンターレ営業部の小林 幸太 氏と田中 和也 氏が登壇しました

商学部『スポーツ・ビジネス・プログラム』の科目の一つである「Jリーグ・ビジネス論Ⅰ(明治安田生命寄付講座:担当教員 渡辺岳夫)」に、6月30日(木)、川崎フロンターレ営業部の小林 幸太 氏と田中 和也 氏が登壇しました。


「Jリーグ・ビジネス論」は、主としてJリーグの各クラブの経営者・経営管理者が週替わりで講師として登壇して、地域特性、スポンサー特性、スタジアム特性、サポーター特性を踏まえて、どのようなクラブ経営を行っているのかをご講義いただいています。

 6月30日の授業では、最初にフロンターレの経営状況が説明され、Jリーグの他クラブと比べて、コロナ渦を経ても非常に良好であるとのことでした。コンサルティング会社の評価も非常に高いとのことでしたが、世界のビッグクラブと比較すると、まだまだ伸びしろがあるということが語られました。そのために、今度のマーケティングにおいては、顧客の把握に向けた分析とカテゴライズ、顧客行動の勝ちパターンに合わせたマーケティング施策のカテゴリー化、来場者・DAZN視聴からのデータ取得、見込みファンのデータ化・種蒔きが重要であるとのことでした。


 さらに、海外プロジェクト、特にサッカーの熱狂的なファンが多いベトナムとタイへの展開について語られました。ベトナムを代表する企業に、フロンターレのパートナーである東急電鉄が出資したことをきっかけに、ベトナムでスクール事業を展開し、そのスクール事業にはベトナムの日系企業からスポンサードを受け入れているとのことでした。また、チャナティップ選手が入団したこともあり、タイでの事業展開も力を入れていきたいとのことでした。

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