商学部

朴宰佑教授が筆頭著者の論文がマーケティング分野のQ1ジャーナル『Psychology & Marketing』に掲載されました。

朴宰佑教授が筆頭著者の論文「“Looking sharp”: Price typeface influences awareness of spending in mobile payment」がマーケティング分野のQ1ジャーナル『Psychology & Marketing』に掲載されました。

著者名(共著):朴 宰佑(中央大学商学部教授)*筆頭著者
雑誌名:
Psychology & Marketing
論文タイトル:「“Looking sharp”: Price typeface influences awareness of spending in mobile payment」


本研究は、モバイル決済における支出感覚の希薄化問題に注目し、決済金額の表示フォントの形状が支出感覚に与える影響を6つの消費者実験によって検証しました。その結果、決済金額を角張ったフォントで表示する場合、丸いフォントの場合よりも支出感覚が強まること、また、そうした支出感覚の強化は、角張ったフォントの形状から感じる荒々しさが支出の痛みの連想を高めることに起因することを明らかにしました。さらに研究ではフォントの形状が支出感覚に与える影響は、支出金額の大きさや消費者の文化的背景(日本対アメリカ)によって調整されることも確認されました。


*論文はWiley社が運営する「Wiley Online Library」でご覧いただけます。

関連Webサイト

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 https://researchmap.jp/parkjw

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