商学部

Jリーグ・ビジネス論Ⅱ(明治安田生命寄附講座)を2021年秋学期に開講しました

 中央大学商学部のスポーツビジネス・プログラムの講座である『Jリーグ・ビジネス論Ⅱ(明治安田生命寄附講座)[担当教員 商学部教授 渡辺岳夫]』が、2021年秋学期も実施されました。

 当講座では、J1所属のサガン鳥栖,サンフレッチェ広島,鹿島アントラーズ,J2所属の東京ヴェルディ,相模原SC,ベガルタ仙台,モンテディオ山形,JFL所属のいわきFC,そして神奈川県2部所属の鎌倉インテルといったサッカークラブ(所属はいずれも2021年シーズン)の経営者や経営管理者に加え、Jリーグのパートナー事業部長、(株)電通のサッカー事業室長、明治安田生命保険相互会社のブランド戦略部長を講師としてお迎えしました。


 サッカーに限らず日本におけるプロスポーツのビジネスの実務については、断片的に特定の組織の業務内容が伝えられることはあっても、複数の組織に関して網羅的にかつ比較可能な形式で語られることはほとんどありませんでした。そこで本講座では、サッカークラブの方々には、それぞれのクラブの地域特性、スポンサー特性、サポーター特性などをご説明いただいたうえ、営業、企画、広報の観点からその具体的な実務の内容をご説明いただきました。これにより、受講生は、サッカークラブ経営の実務の多様性、ならびにそれを生じさせている要因について理解を深め、実践での応用力を高めることができました。
 また、Jリーグと電通の方には、Jリーグクラブの海外展開の可能性とビジネス上の意義などについてご講演いただき、明治安田生命の方には、Jリーグのタイトルスポンサーとして、日本のスポーツ文化を支えることの意義や目的などについてご講演いただきました。