商学部

商学部渡辺ゼミの学生がスポーツ政策学生会議において『UNIVAS賞』を受賞しました

商学部渡辺ゼミのグループは、大学生による日本のスポーツ政策やスポーツ産業振興策についての研究成果を発表し議論する場である、日本スポーツ産業学会主催の2021年度スポーツ政策学生会議(Sport Policy for Japan;SPJ,2021年10月23・24日開催)に参加しました。そこで「大学スポーツが将来の大学に対する寄付金に与える影響に関する実証的研究」というテーマで研究報告を行い、大学スポーツの振興に関する提言・研究として優れた評価を獲得し、UNIVAS(大学スポーツ協会)賞を受賞しました。

 


2021年度スポーツ政策学生会議(日本スポーツ産業学会主催)

報告タイトル:『大学スポーツが将来の大学に対する寄付金に与える影響に関する実証的研究』

参加者:〈商学部渡辺ゼミ スポーツビジネス・グループ〉 
 五十嵐 亘洋(経営学科|3年)/佐々木 健人(経営学科|3年)/高橋 わかな(経営学科|3年)
 萩原 風人(経営学科|3年)/秦野 真緒(経営学科|3年)/早川 春花(会計学科|3年)
 横山 充(経営学科|3年)

受賞:協賛社特別賞 UNIVAS賞[大学スポーツの振興に関する提言・研究]

*2021年度スポーツ政策学生会議の公式Webサイトはコチラから


 SPJは2011年から毎年開催され、スポーツ産業学会が主催する学術的なプレゼン大会です。本年度の学生参加者数は234名(46のグループ)であり、日本におけるスポーツ政策やスポーツ産業に関する大会としては最大規模となっています。UNIVAS賞を受賞した渡辺ゼミのグループは、約1年間に及ぶ研究活動の中で、日本の大学の寄付金収入の相対的な少なさを問題意識に据え、その増収要因として現役大学生時の帰属意識に着目し,それを高める要因として大学スポーツに関する情報接触度や体育会学生との親密度を措定、それらの関係をヒアリング調査や大規模サンプルの統計分析を駆使して実証しました。そして、その分析結果に基づき、日本の私立大学における大学スポーツに関する政策実践へ、積極的な提案を行いました。

 UNIVAS賞の受賞チームには、プレゼンされた内容をさらに発展させ、そこで提案されたスポーツ政策の実現に向けて働きかけるために、スポーツ産業学会から研究奨励金を授与される予定であり、その発展させた内容は、日本スポーツ産業学会の学会誌である『スポーツ産業学研究』に、論文として掲載されることになっています。